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読了感想:天鏡のアルデラミン1


 【本日の読了】
 タイトル:天鏡のアルデラミン1
   著者:宇野朴人
   挿絵:さんば挿
 レーベル:電撃文庫
 my評価:A+

天鏡のアルデラミン―ねじ巻き精霊戦記 (電撃文庫 う 4-4)
横線1
隣接するキオカ共和国と戦争状態にある大国、カトヴァーナ帝国。
その一角に、とある事情で嫌々、高等士官試験を受験しようとしている、
一人の少年がいた。彼の名はイクタ。
戦争嫌いで怠け者で女好き。
そんなイクタが、のちに名将とまで呼ばれる軍人になろうとは、
誰も予想していなかった……。
戦乱渦巻く世界を、卓越した才で生き抜くイクタ。
その波瀾万丈の半生を描く、壮大なファンタジー戦記、いよいよ開幕!

※公式サイト紹介文より

横線1

◆イクタ・ソローク◆
全体的にやる気がないというか、昼行灯というか。
それだけに逆境下でもその知謀で状況をひっくり返す様が格好いいです。
しかしこの手の軍師キャラ、基本は後ろでの指揮に徹するものですが、
イクタの場合は自分さえも普通に駒にするからまたすごい。
やるときはやる…というより、やらなきゃならない状況でないとやらない、
ともすれば怠け者とも取れるような行動理念ですが、
確かに「正しく怠ける」っていうのは実に合理的なんですよねぇ。
(イクタ自身が言うように、言うほど簡単なことではないのですけど)

そんなイクタですが、皇族とか軍人相手には
やたらと感情をむき出しにすることが多くて、
当然何かあるんだろうなとは思っていましたが…そういうことですか。
しかし様々な思惑と偶然が重なった結果とはいえ、
当のイクタが騎士(=軍人)になってしまったのは皮肉というよりないですね…。

人の趣味嗜好はそれぞれですけど、14歳時点で42歳の奥様に手を出したとか、
別の意味で彼が心配になります。

◆ヤトリシノ・イグセム◆
なにかと暴走しがちなイクタのストッパー。
てかヤトリがいなければイクタなんて早々に死んでるんじゃないでしょうか。
主に不敬罪とかで。
でもイクタを手助けするだけじゃなくて、敢えて放っておいたり、
その匙加減が絶妙なんですよね。
普段は落ち着いたデキる軍人、といった体のヤトリではありますが、
最後の暴走(?)など、若干危なっかしい面もあるよなぁ、と思いつつも、
そういった場合はイクタが抑えに回るなど、
ほんと言葉は不要、という感じの信頼がありますね、この2人は。

しかし敵に回すとほんとおっかないですこの人。

◆トルウェイ・レミオン◆
イケメン爆発しr…ではなく。
彼の特性は「銃撃」というより「狙撃」なんでしょうね。
若干メンタル面で弱い部分はありますが、それ故の特性と考えると
一概にマイナス要素だった、とも言い切れないのかな。
勿論その特性を理解した以上、その弱さの克服は次への課題ですけれど。
サドイケメンなんぞに負けるなー。

そしてどうしてこうもイッくんと呼びたがるのかこのイケメンは。

◆マシュー・テトジリチ◆
活躍らしい活躍もなく、言ったら悪いですけど凡人というか小物感が拭えない人。
でも不思議と憎めないんですよね。
こういうのも一種のムードメーカーと言うんでしょうか。
いやでも個人的にはすごい応援したいキャラです。
イクタの様な天才では決してないけれど、努力でその差を埋めようとする。
その姿にはイクタやヤトリとはまた別の格好良さがありますね。
結果が伴わなければ意味が無い…という言葉が真理とも言うべき時代背景ですが、
彼には是非その名を轟かせて欲しいです。

◆ハローマ・ベッケル◆
天然毒舌衛生兵。
いやー彼女には癒されます。だってヤトリおっかないs
イクタのセクハラが不憫でなりませんが。
今巻ではマシュー同様活躍らしい活躍はありませんでしたが、
彼女にも是非頑張っていただきたい。

◆シャミーユ・キトラ・カトヴァンマニニク◆
王女様。悪い意味で歳相応のところもありますが…
最後にイクタに語った構想には度肝を抜かれました。
育った環境の特殊性もありますが、ここまでの事をこの歳で考えるとは…
いや、この歳だからこそ逆に固定観念に囚われない発想ができるのか。
そしてその無理難題をイクタに押し付ける…まったく、やってくれますね。
その構想にイクタはどんな答えを出すのか。
そしてロリの力を持ってして、イクタの熟j年上好きを改善できるのか。
非常に気になります。

◆キオカ漂着◆
嵐の中、漂着したのはなんと敵国のキオカ。
その苦境を乗り越えたイクタの采配は実に見事、ではありましたが、
その犠牲になったキオカの兵士はやっぱりちょっと気の毒ですね。
戦時中の敵国ですし、どうしようもない部分はあるのですが…。
犠牲になったキオカ兵への、イクタとシャミーユの思いが印象的でした。

◆模擬戦◆
指揮官の差がこうも如実に現れるのか…と思わされた模擬戦。
イクタの知略がずば抜けてるのもありますが、
指揮官が相手を侮ったり感情任せになったらお終いですよね。
こんなサドイケメンの小隊に組み込まれる隊員が不憫でなりません。
ヤトリがサドイケメン側のチームじゃなかったら瞬殺でしょうね…。

しかし思わぬ横槍が入った先は…なんというか切ないなぁ。
シャミーユ個人に責任があるわけでもないのでしょうが、
相手の行動動機も十分すぎる位に理解できるもので。
皇族という責任の重さをまざまざと見せつけられました。

◆天鏡のアルデラミン◆
あるでみ…あるら…で?
覚えにくいよこのタイトル!(酷い八つ当たり)

◆まとめ◆
いや、実に面白い作品でした。
以前から他の人の感想を見て面白そうだなーとは思いつつも買うには至らず、
このラノ2013で結構上位に入ってたのを見て、やっぱり読んでおくかと先日購入。
…何故この作品を今までスルーしてたのかと過去の自分を問い詰めたい。
イクタとシャミーユの行き着く先は?そしてマシュー君に活躍の場はあるのか?
先が気になるのでさっさと2巻を買ってきましょうか。

   :

別にこの作品に関係あるわけじゃないんですけど、
初版でなくても栞くらいは付けて欲しいです。

横線2
<2巻の感想を読む>
横線1

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Author:木彫
ラノベを主食とする駄人間。感想については感覚優先で書いてます。

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評価内訳
私的評価の内訳です。

A+…とても面白かった!
A …面白かった!
B+…まずまず満足
-- 満足or不満足のライン --
B …やや合わないかも
C+…あんまり合わないかも
C …相性が悪かった…


【補足】
※A+が最高評価ですが、そんなにレアな評価ではないです。一定ラインを超えて面白いと思えば気軽に付けてます。(なので同じA+の作品でも内部的には結構ブレがあったりしますがご了承下さい)

※基本的に評価はシリーズ二作目までにしか付けてませんので、こちらもご了承下さい。

▼2014/10/18以前▼
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