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エイルン・ラストコード【感想】

   
 【作品情報】
 エイルン・ラストコード
~架空世界より戦場へ~
   著者:東龍乃助
   挿絵:みことあけみ/汐山このむ/貞松龍壱
 レーベル:MF文庫J
 私的評価:A+

横線1
これは嘘を真実に、空想を現実に変える、いや変えていった人間達の魂の物語である。
西暦2070年。人類が謎の生命体マリスから襲撃を受けて半世紀以上の時が流れた。
「闘うの……ヤなの。痛いのイヤ……もう全部……ヤなのイヤ……助けて、誰か……」
だがマリスに唯一対抗できる巨大兵器 <黒き魔女> デストブルムのパイロット・セレンは
絶望的な戦いに精神を疲弊しきっていた。
そんなある日戦場に奇跡が舞い降りる。
国籍不明の謎の戦闘機が出現、この世界に存在し得ない超兵器で、マリスを一掃する。
盛り上がる人類。だが、戦闘機から出てきたのは
この世界での大人気アニメ「ドール・ワルツ・レクイエム」のパイロット、
エイルン・バザットそっくりの少年で――。

※公式サイトより

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◆総感◆
マリスに対抗しうる唯一の兵器・ネイバーのパイロットであるセレン。
彼女の逃亡に端を発した壊滅寸前の戦線、そして彼女自身の危機を救ったのは…
まさかの"アニメの登場キャラクター"で。

アニメ「ドール・ワルツ・レクイエム」の登場人物・エイルンと、
容姿・声・設定諸々そっくりなその少年(以下、夏樹)が、
実際の所何者なのかはわからないけれど、
それでも彼のやってることがただのコスプレやなりきりじゃない、ということは
描写からしてわかる。わかるのだけど、当の世界の人からすれば、
ただの"痛い"人間としか映らない、というのが難しいよなぁ。
夏樹自身も何故か本来の世界と違うところへやってきててんやわんやの混乱状態、
それでも努めて普通に振舞っているだけだというのに、"ただそこにいる"だけで、
好奇や侮蔑、嘲笑の目で見られるのだからほんとやってられない。
確かに必死の死闘を繰り広げてる中で、アニメキャラの真似事してるボンボンがいたら、
まあ一言モノ申したくなる気持ちは理屈では分かる。
けど葵達のあれはどう考えたって言いすぎだろうと。
(しかも真実はただの事実誤認なのだから始末に負えない)
葵も仲間思い、という点においては良い子ではあるみたいだし、
それ故の暴言というのも分からなくはないのだけど、それでもちょっとね。

そしてそんな殺伐とした空気から一転、
ふとしたことで知り合う夏樹とセレンの二人の和やかな雰囲気が、
本当に微笑ましいといったらない。
お互いの境遇が似ていること、そして変な前情報が無いから、
波長が合う(という言い方も変かな?)のも当然ではあるのかもしれないけどね。
ジェネレーションギャップ…は違うか、常識のギャップでの夏樹の突飛な行動や、
二人で楽しくモン○ンに興じる姿にニヤニヤしてしまう。
それまでのセレンがなんとも悲痛な描写しかなかったから、余計にそう感じるんだよね。

▼▼▼クリックで感想を全て表示(ネタバレ注意!)▼▼▼


   :

人間を捕食する異形の生命体・マリスに抗う人類の絶望的な状況や、
マリス殲滅するために"生贄"にされた少女の姿があまりにも痛いけれど、
自身の全てを以って悲劇の少女を救おうとする
少年の信念と実力にこれ以上なく燃えさせられた!
いやこれは物凄く好みな作品でした。

横線2
<1巻の感想を読む>
横線1

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テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

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チラッ チラッ

やっほー
詳しく書いてあるね@@;
エイルン・ラストコード はA+なんだね!
読んでみよっかな。。。


Re: チラッ チラッ

> あずきさん

こんばんは! コメントいただきありがとうございます^^

痛々しい要素もありますし、まだまだ謎も多いですが、根管は実にロボット物らしい王道熱血路線ですので
、そういうノリが好きなら楽しめると思います。次巻以降がどういう方向に転がっていくかはわかりませんが、個人的には期待大!といった感じですね。
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ようやく出張終わりました…。なんとか以前のペースに戻して行ければ、と思いました…が。

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評価内訳
私的評価の内訳です。

A+…とても面白かった!
A …面白かった!
B+…まずまず満足
-- 満足or不満足のライン --
B …やや合わないかも
C+…あんまり合わないかも
C …相性が悪かった…


【補足】
※A+が最高評価ですが、そんなにレアな評価ではないです。一定ラインを超えて面白いと思えば気軽に付けてます。(なので同じA+の作品でも内部的には結構ブレがあったりしますがご了承下さい)

※基本的に評価はシリーズ二作目までにしか付けてませんので、こちらもご了承下さい。

▼2014/10/18以前▼
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