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再読了感想:も女会の不適切な日常1


 【本日の読了】
 タイトル:も女会の不適切な日常1
   著者:海冬レイジ
   挿絵:赤坂アカ
 レーベル:ファミ通文庫
 my評価:A+

も女会の不適切な日常1 (ファミ通文庫)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
部活名:「もっと学園生活を豊かにする善男善女の会 部」
目的:青春を謳歌すること!
メンバー:(1)ちだね先輩。僕の愛しの青春☆ヴァカ。
(2)繭。化学実験厨でちだね先輩の寵愛を独占。僕嫉妬。
(3)ユーリ。僕の従妹で義妹。暴力女。
(4)雛子。エア参加。ガチ百合。
(5)僕、花輪廻。女子扱いされるけどお願いヤメテ。
そんなも女会はモテないし無軌道だけど、それなりに平穏だと思ってた。
あの少女に出会うまで、僕らの日常が本当は不適切だったなんて、知らなかったから――。

※公式サイト紹介文より

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

(この感想は、再読した作品の初回読了時の感想に基づいて記述したものです)

驚愕の否(≠非)日常系ストーリー。

最初帯の煽り文句見た時、否日常系ってなんぞや?という感じでした。
読み始めてみてもなんかよくある、
意味不明部活による日常系ハーレムラブコメ位にしか思えませんでしたし。
しかもギャグが微妙に寒々しいという…。
しかしそんなことを思ってられるのも100Pまででしたね。
そこからはもう…そ う く る か といった驚愕の展開でした。

以降、物語の根幹に関わるネタバレを含みます、
未読の方は自己責任で閲覧をお願いします。
(正直この作品に関して言えば、
少しでも読む可能性がある方は絶対に見ないほうがいいと思います)
――――――――――――――――

不慮の死を遂げたリンネがたどり着いたのは、
アッパーグラスと呼ばれる、高次元領域。
そこから過去に干渉して不幸な結末を回避しようとするリンネですが、
干渉できるのはあくまでも過去の人物の行動を後押ししたり、
前引き(そんな言葉はありませんが便宜上)したりすることだけ。
しかも干渉したところで、本来絶対にありえない行動にすることはできず、
加えてリンネ自身が死ななくなるように干渉すれば、
即生き返って(=三次元の現実に戻って)もう過去に干渉できなくなってしまう。
繭が死んだままで自分だけが生き返る結末だけは絶対にできない状況で
試行錯誤するリンネが実にもどかしいです。

何とか二人共死なずに済む結末にできたかと思いきや、
リンネだけが結局生き返らず、なんでと思ったら…
何このサスペンス展開。この作品はどれだけ読み手の意表を突くんでしょうか。
まじ怖いんですけど。
一度は復活し、繭に殺されるのを回避したかと思えばちだねに殺され、
奇跡的に再度アッパーグラスにたどり着くも、
ユーリが壊れる様を見せつけられる羽目になる。
そんな絶望状況でも諦めず、真相に気づき、過去を改変しようと
突き進むリンネが最高に格好いいです。

   :

普通にリンネと日常を過ごしていたはずなのに、
何者かによって過去を改変された結果、
いきなりアッパーグラスに放り込まれ。
そんなわけのわからない状況で見たものは、
いきなり死んだことになっている自分と、
見ず知らずの美少女達とハーレムラブコメ状態のリンネ。
この時の愛の絶望は如何程のものか…。
アイの行動は決して許容できるものではありませんが、
いかにリンネへの愛情が深いかを想起させます。
巻き込まれる方はほんとたまったもんじゃないですけど。
まあちょっとヤンデレっぽいですしね、この人。

そんなこんなで最終的には一応の日常を取り戻したものの、
やっぱり取り戻し方が取り戻し方だけに、
ちょっともやもやしたものが残りますね。
もちろん2巻以降への伏線というのはわかっているんですが。

   :

いやもう本当に驚愕の連続の作品でした。
日常系の皮を被った魔物とでもいいますか。
いやでも実に良い作品を読ませて頂きました。
ただ惜しむらくは、全体的にギャグが寒めなとこでしょうか。
ツッコミのパターンが似通い気味(というか機巧少女の雷真と同じ)、
ユーリとアイの言動がアレすぎる、など。
("キモイ"と"ブタ"という単語、何回出てきたのでしょうか)
本筋ではないのでそこまで気に留める部分でもないんですけどね。
というか途中から慣れましたし。洗脳コワイ。

   :

ちだねがアッパーグラスに行ったら、
光×リンネな世界に改変されそうですね…。
ちょっとだけ見てみたいと思った自分が嫌すぎます。

   :

ちょっとややこしいので覚書。

<TAKE1:本来の世界>
リンネがも女会メンバーと出会わず、愛と下僕高校生活を送る。

<TAKE2:愛が押し出された世界>
何者かに世界の改変が行われ、愛が5年前に踏切事故で死亡。
アッパーグラスに漂着。("改変"が行われたのは半年前)
リンネがも女会メンバーと高校生活を送る。

<TAKE3:サスペンスな世界>
アイが世界の改変を行い、8~9年程前にちだねパパと繭ママが
ちだねママに殺される。結果、繭がシリアルキラーに。
("改変"が行われたのは2月初頭)
1巻のスタート地点。


簡単にまとめてみましたが、どこか間違ってたら教えて下さい。
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テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

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【補足】
※A+が最高評価ですが、そんなにレアな評価ではないです。一定ラインを超えて面白いと思えば気軽に付けてます。(なので同じA+の作品でも内部的には結構ブレがあったりしますがご了承下さい)

※基本的に評価はシリーズ二作目までにしか付けてませんので、こちらもご了承下さい。

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