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読了感想:ルガルギガム 下

   
 【本日の感想】
 ルガルギガム 下
運命の〈王〉と帰還の門
   著者:稲葉義明
   挿絵:toi8
 レーベル:ファミ通文庫
 my評価:A

横線1
「ここで出会うのが、ボクらの〈運命〉だったんだよ」
――世界を滅ぼす使命を帯びた女神ラクエル。
その孤独を垣間見てしまったソーヤだが、
〈王〉となり側にいてという願いを受け入れるのは、日本への帰還を諦めるも同然。
それはできない……。
だがそんな葛藤に関わりなく、"黄昏の翼"の〈王〉と目される彼は、
否応なくラクエルを巡る思惑や陰謀に巻き込まれていく。
ソーヤを待つ過酷な対決と罠。そして彼は、苦い選択を迫られる――。

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
かろうじて食屍王・グラーを殲滅し、九死に一生を得たソーヤ。
ラクエルとのじゃれあいには微笑ましさを覚えたりもするけれど、
そんな安穏とした状況だけが続くはずもなく、
怪しげな中国風の暗殺者やら、前巻で出くわした怪しげな三人組やら
相変わらずの死と隣合わせっぷりに同情してしまうなぁ…。

ソーヤ当人からしてみれば、バトル物の主人公役なんて真っ平ごめんなんだろうけど、
ソーヤのとばっちりを受けて殺されたエブラシェの無念を晴らすべく、
コシチェイ達と対峙するというのがまた熱いよなぁ。
確かにラクエル達に泣きつくのが一番確実ではあるし、
ソーヤもそれはわかっているけれど、
それでもラクエル達には頼らずなんとかしようという姿勢は嫌いじゃない。
そしてそれに当然の様に付き合うスエンはもっと嫌いじゃない。
例によってギリギリな上に、
虎堂が乱入してくるというアクシデントがあった上でとはいえ、
不死身とまで言われるコシチェイを撃退せしめたことにニヤリとしてしまう。
(そしてその後グウェンに怒られるところまでお約束で噴き出す

▼▼▼クリックで感想を全て表示(ネタバレ注意!)▼▼▼


   :

決して諸手を上げてのハッピーエンドではなく、
これからも少なからず後悔を重ねながら生きてくんだろうなぁ、
と思わされる終わりだったけれど、だからこそ天城颯也という
等身大の人間の生き方や考え方を感じられる作品だった。
あんまり昨今のラノベらしくはない作品だったけど、こういうのもたまにはいいね。

横線1
 ■■ 印象に残ったシーン・セリフ ■■

「それも結構楽しそうだな。けど──」
「……けど?」
「ここにはさ、明日がないよな」

元の世界での生活をループする夢の中。
そこで永遠に微睡み続けたとしても、誰もソーヤを責める事なんて出来ないけれど。
それでもやっぱり、ソーヤ以外の誰も救われない上に、
ソーヤ自身にとっても欺瞞でしかない訳で。
荒唐無稽で泥臭くて救いがなくても、"明日"がある方を選ぶソーヤを好ましく思う。

横線2
<上巻の感想を読む>
横線1

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Author:木彫
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評価内訳
私的評価の内訳です。

A+…とても面白かった!
A …面白かった!
B+…まずまず満足
-- 満足or不満足のライン --
B …やや合わないかも
C+…あんまり合わないかも
C …相性が悪かった…


【補足】
※A+が最高評価ですが、そんなにレアな評価ではないです。一定ラインを超えて面白いと思えば気軽に付けてます。(なので同じA+の作品でも内部的には結構ブレがあったりしますがご了承下さい)

※基本的に評価はシリーズ二作目までにしか付けてませんので、こちらもご了承下さい。

▼2014/10/18以前▼
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