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読了感想:秋葉原ダンジョン冒険奇譚

    【本日の感想】
 秋葉原ダンジョン冒険奇譚
   著者:中野くみん
   挿絵:桑島黎音
 レーベル:オーバーラップ文庫
 my評価:A

横線1
秋葉原ダンジョン――それは秋葉原のラジ館跡地に突如出現した新興ダンジョンである。
ダンジョン内部はマナに満ち、銃火器・精密機器が作動せず、
魔法が存在する摩訶不思議な空間。
モンスターが闊歩し、危険と隣あわせなさまは、まさに「ファンタジー」であった。
そのダンジョンに新たな発見とスリルを求める”冒険者”たちは、
日がな探索に明け暮れていた――。
「走れ、走れぇえええええ、捕まったら終わりだぞッ!」
主人公祥真(ショウマ)と莉央(リオ)は、夏休みを利用しダンジョンに潜る高校生。
これは2人のひよっこ冒険者が、小さな出逢いを切欠に、
伝説の冒険者へと登り詰めるささやかな第一歩。
秋葉原を舞台に、日常とファンタジーの交錯する新感覚ヒロイックサーガ、開幕――。

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
OVERLAPキックオフ賞"銀賞"受賞作!

秋葉原を始めとした、世界各国に存在する"ダンジョン"──。
現代世界に隣合わせで存在しながらも常識外のルールを擁する、
日常と非日常が交錯するかのような世界観に心惹かれるなぁ。
まさにWizとか世界樹とかを連想させるダンジョンを
(といっても前者はプレイしたことないですが…;)、
敵の弱点を看破し、仲間と協力し、踏破していく様子に非常にワクワクさせられた!
うむ、やはりダンジョンは浪漫だな!
(といっても世界樹クリアまで行ったことないですg)
まあ常識外とは言っても、敵のドロップアイテム(?)は
ちゃんと敵をバラして取得してたりとか変な所だけ妙にリアルというか
狩りゲーちっくで噴いたけど;

天然ボケ気味の祥真と、皮肉屋で一言多いけど苦労性で仲間想いの莉央の主人公コンビ。
どこかの姫君を思わせながらも気さくで頑固で護衛弄りに余念がないアーシェラと
(まあ正確には弄ってるのとは違うんだけど;)、
その護衛にして弄られ気味な男装の麗人クリストールの女性陣初心者冒険者コンビ。
どちらのコンビにしても、凸凹気味でありながら、
相方に対する絶対の信頼が見て取れるのがまたいいんだよなぁ。
そしてそれぞれのコンビが1つのパーティーを組み、
圧倒的に格上のボス級モンスター相手に、勇気と連携と策謀で奮戦する姿に
これ以上なく燃えさせられた!
別パーティーのメンバーではあるけど、
ぼっち魔法使いシノーカもとい華乃も良い味出してるね。
祥真と莉央の二人(主に後者)になにかと好戦的に絡んでくるものの、
なんやかやで面倒見の良いツンデレっぷりにニヤニヤしておりました。
挿絵が無いのが悔やまれる…。

そんなコンビ×2の急造パーティーでありながらも、
ダンジョン内で協力したり、はたまた日常を謳歌したりと、
段々とパーティーらしくなっていき、お互いを仲間として認める様子に心和むけれど、
お互いの行動目的の違いから、比較的すぐにパーティーを解散せねばならず、
敢えてお互いの"深い所"までは踏み込まなかった、という部分には物寂しさも覚える。
これはこれでお互い気を使っての事だというのは分かるのだけれど、ね。

でもまあ、最後の描写を見る限り、パーティー解散はしなくても良さそう…かな?

   :

と、個人的にストライクな作品で非常に面白かったんだけど、
背景設定はもう少し明かしても良かったんじゃないかな、という印象も。
前述の"深い所に踏み込まない"という所にリンクさせていたのかもしれないけど、
祥真がああもイカれてる理由とか、莉央が祥真にこうも入れ込んでる理由とか、
アーシェラの父親の事(病気の詳細)とか、祥真達と華乃との間にあった出来事とか…。
読んでて非常に気になる部分だっただけに、全て次巻以降に丸投げ、というのが
若干残念にも思えた。…まあこの手の謎をどこまで明かすか、というのは
中々に難しい部分ではあるんだけど、新人賞投稿作品について言うなら、
1巻である程度完結してほしいかな、と思う部分もあるので。
(投稿時点でこうだったのか、改稿によってこうなったのかはわからないけど)

   :

どうでもいいけど莉央ってあんまり"莉央"って柄じゃないよね(超失礼
いや正直祥真より好きだけど;




ちなみにもっとどうでもいいですが、評価の部分の+記号がちっこいのはわざとです。
AとA+のどっちにしようか決めかねたので…;

横線2
<2巻の感想を読む>
横線1

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Author:木彫
ラノベを主食とする駄人間。感想については感覚優先で書いてます。

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評価内訳
私的評価の内訳です。

A+…とても面白かった!
A …面白かった!
B+…まずまず満足
-- 満足or不満足のライン --
B …やや合わないかも
C+…あんまり合わないかも
C …相性が悪かった…


【補足】
※A+が最高評価ですが、そんなにレアな評価ではないです。一定ラインを超えて面白いと思えば気軽に付けてます。(なので同じA+の作品でも内部的には結構ブレがあったりしますがご了承下さい)

※基本的に評価はシリーズ二作目までにしか付けてませんので、こちらもご了承下さい。

▼2014/10/18以前▼
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