スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

読了感想:GOD W(`・ω・´)RLD

   
 【本日の感想】
 GOD W(`・ω・´)RLD 1
-ごっど・わーるど-
   著者:吉村夜
   挿絵:早川ハルイ
 レーベル:ファンタジア文庫
 my評価:A

横線1
万物を創り出す力を操る「神」として
異世界に召還された坂上大樹と幼なじみの三浦会音。
小さな島国の王女を救うため、二人は最高に厨二な妄想力を具現化できる神なスキル
〈創造術〉を駆使して神々との戦に挑む――!

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
勝負の鍵を握るのは、妄想力──!

召喚された神々達の働きによって発展してきた異世界・タイタン、
そしてその異世界に「神」として召喚された主人公・坂上大樹と三浦会音。
「神」としての異能、自らのイメージを具現化するスキル・創造術を用いて、
妄想を爆発させてる様が楽しかった!
中二でこそないものの、二人共リアル中学生だからなぁ; さすが本職は違うね!
敵にいちいち設定やら能力の"語り"をするのは、
普通の作品なら全力でツッコむ所だけど、
この作品の場合だと「そういうお年頃だよね」で済ませてしまえるのも笑える。

こんな書き方をすると、チート万歳な痛快アクションコメディに思えてしまうけど、
実際はそうでもなく、創造術を用いるには依代となる"神粘土"と呼ばれる鉱石が必要で、
小国であるが故に絶対的な物量も少なく、更にはその"神粘土"自体のグレードによって
創造術に制約がかかるという事から、創意工夫が必要になってくる辺りも面白いよなぁ。
加えて、"神粘土"自体も消耗品だし、敵神も同じ能力を使ってくる訳だから尚更。

そんな制約がかかってくるから…だけではないのだろうけど、
ダジュラ(注:主人公の大樹のこと)が最初に創りだした
英雄(という設定の存在)・パリエルが、
ダジュラに対して非従順(寧ろ反抗的?)なのも妙に可笑しい。
割とおバカ寄りのダジュラに対してツッコミを入れる姿は
もうどっちが神でどっちが従者なんだか;
でもツッコミに対して素直に非を認めるのはダジュラの美点だし(低姿勢とも言う)、
いざという時はパリエルを助け、敵の英雄相手に諦めずに勝機を見出す姿は
なんだかんだで格好良いし、主らしいなぁと思う。

そして正直主人公ダジュラよりインパクトが強いのが…幼なじみ(美少女)のカイネ。
まあ裏表のない性格ではあるし、その正義感自体は紛れもないものだと思うんだけど…
セリフがどう見ても悪役のそれです;
なまじ敵英雄のゼイモラが高潔なキャラだけに、
もうどっちが敵でどっちが味方なんだか;
少なくとも「とっとと死ねやボケ!」は正義側のセリフではない。
逆に普段がそんなキャラだけに、
パリエルに嫉妬心が見え隠れする様子は可愛いと言えなくもないんだけど、
幼少時からそんなキャラを見せつけられ続けたダジュラにしてみれば
自分の理想が具現化したようなパリエルに執心するのは仕方ないかなぁ、とも思う。

▼▼▼クリックで感想を全て表示(ネタバレ注意!)▼▼▼


   :

以下余談。
話自体は前述のようなお話ではあるんだけど、背表紙のあらすじ見ると

長年温め続けた"オレ設定"がぜんぶ叶っちゃう異世界タイタンで無双しろ──

なんて文言があって、チートアクション作品に思えてしまうのは微妙かも。
(実際僕自身、中身読む前はそういう痛快アクションだと思ってたし)
これはこれで面白かったので内容に対する文句自体は全くないのだけど、
あらすじで買う作品を決める事の多い人間としては、
こういうミスリードを誘うようなキャッチフレーズとかあらすじは
あんまり印象が良くないかなぁ。
勿論、そのミスリード自体が仕込みである場合は別だけど、
この作品は明らかにそういうんじゃないしね。

 ■■■■■

「ウフフ……。ナタス配下の英雄とやらが、あたしにブチのめされて泣きながら許しを請うのが楽しみでしかたないわ」

何度でも言うけど、正義側のセリフじゃねぇ;
しかも一事が万事、こんなセリフばっかりだし。
カイネちゃんはパリエルに嫉妬するより先に、
もうちょっと女子力(?)磨いた方がいいんじゃないかしら;
どう考えてもナタスよりヤバイもの召喚してますな、この姫様。

横線1

非常に励みになりますので、もしお気に召して頂けましたらクリック頂けると幸いです。
     
FC2 Blog Ranking     
にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

非公開コメント

お知らせなど
ようやく出張終わりました…。なんとか以前のペースに戻して行ければ、と思いました…が。

【ご案内】
このブログについて
リンクについて

ブログ3周年記事その1
ブログ3周年記事その2

since 2012/09
あくせすかうんと
プロフィール

木彫

Author:木彫
ラノベを主食とする駄人間。感想については感覚優先で書いてます。

※ツイッターはこちら

評価内訳
私的評価の内訳です。

A+…とても面白かった!
A …面白かった!
B+…まずまず満足
-- 満足or不満足のライン --
B …やや合わないかも
C+…あんまり合わないかも
C …相性が悪かった…


【補足】
※A+が最高評価ですが、そんなにレアな評価ではないです。一定ラインを超えて面白いと思えば気軽に付けてます。(なので同じA+の作品でも内部的には結構ブレがあったりしますがご了承下さい)

※基本的に評価はシリーズ二作目までにしか付けてませんので、こちらもご了承下さい。

▼2014/10/18以前▼
最新記事
最新コメント
カテゴリ
メール送信
管理人に何か連絡などありましたらこちらからご連絡下さい。

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
リンク(ラノベ関連)
リンク(その他)
ブログランキング
下記ランキングに参加してます。
よろしければぽちっと押して頂けると幸いです。


FC2 Blog Ranking

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。