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読了感想:MONSTER DAYS

   
 【本日の感想】
 MONSTER DAYS
   著者:扇友太
   挿絵:天野英
 レーベル:MF文庫J
 my評価:A+

横線1
【邂逅の日】1200年前のその日、世界に魔物が出現した。
それはドラゴンであり、妖狐であり、巨人であった。
そして戦いが生まれた。魔王が生まれた。英雄が生まれた。
多くの戦い、犠牲、そして時を経て、人間と魔物は何とか共存している。
とはいえ、未だ軋轢が絶えない人魔間の平和を維持するため、
人魔調停局の新人実働官ライル・アングレーは今日も事件と、
上司であるオーロッドの叱責と戦っている。
そんな中、相棒の一角獣であるアルミスと
社会加入を求める外部魔物集落【竜羽の里】の使者を護衛することに。
だが、護衛対象の使者は竜族の姫様、しかも彼女は幼い少女で――!?
銃と魔法の現代バトル&サスペンス活劇誕生!

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
第9回新人賞 <最優秀賞> 受賞作!

…やばい、こいつは燃える!!
人と魔物が同じ世界に存在し、数多の戦いを経てかろうじて共存している世界。
それぞれの子供が共に遊んだり、思想も外観も異なるであろう存在同士が
お互いに馬鹿を言い合ったりする光景は心和むものの、
同じくらい人と魔物間での諍いは絶えず。
そんな中で人と魔物がお互いに手を取り合って笑い合えるような平和を守るべく、
日夜奮闘する"人魔調停局"、
そして調停局に所属する主人公・ライル(人間)のひたむきさに
ただひたすら燃えさせられる!

そんな調停局の仕事の一環で、ライルが護衛することになる竜族の姫君・クーベルネ。
たかだか十三歳かそこらの少女でありながら、
自分の種族と立場の誇りで"自分自身"を欺き、
その運命を受け入れてる姿は平然としているけれど、
それでもやはり痛々しく思えてしまうのが切ない。
そしてそんな彼女の周りで張り巡らされる陰謀や怨恨など、
彼女に向けられる悪意や敵意から、
調停局の一員として、そして何より己の信念に従ってクーベルネを守りぬこうとする
ライルとアルミスが格好良いといったら!

決してスマートでもスタイリッシュでもなく、泥臭くて、幾度と無く死にかけるけど、
(実際問題アルミスの治癒能力がなければ二桁は死んでるはず)
絶対に諦める事無く、戦闘能力で言えば間違いなく格上のワーウルフやマンティコア、
果てはドラゴン相手に戦い続けるライルとアルミスの姿に胸が熱くなる。
ましてやそれがただ一人の少女の為に…というのだから、尚更。

「大人を頼れよ。それが子供ってものだろう?」
「後は、あれをブッ飛ばしてからだ」

「だけどな、俺はアンタじゃない。俺達にも、退けない理由がある。
 クーベルネを守り、人間と魔物が笑って暮らせるこの社会を脅かす者を倒す。
 それが、俺達だ」
「それが──調停局だ」


   :

正直な所、文章密度が高いのでテンポそのものは決して良い訳じゃないし、
全体的なセリフ回しや雰囲気なんかも、一般的なラノベ作品っぽくはなく、
どちらかというと刑事モノとか探偵モノ?みたいな印象がある。
(ごめんなさい、上手い例えが見つからなかった上のなんとなくの印象です)
それでも物語は間違いなく王道にして正道、クーベルネが狙われてくるあたりから
一気に物語に引き込まれていく、非常に面白い作品だった。
かなりぶっちゃけると、MF文庫でこういう作品が出るとは思わなかった;
(むしろ何故これをMFに応募したのか…;)
でも個人的には大いに評価。

   :

しかしさがら総氏のコメントが;
いや確かにその通りなんだけど! アルミス変態だけど!
一角獣の伝承は確かにそういうのだけど、
それでも何か著しく間違っている気がしてならない;
でもアルミスもライルと並んで非常に良いキャラです。
"ヒロイン"ではなく、正に"相棒"という感じ。

横線1

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Author:木彫
ラノベを主食とする駄人間。感想については感覚優先で書いてます。

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評価内訳
私的評価の内訳です。

A+…とても面白かった!
A …面白かった!
B+…まずまず満足
-- 満足or不満足のライン --
B …やや合わないかも
C+…あんまり合わないかも
C …相性が悪かった…


【補足】
※A+が最高評価ですが、そんなにレアな評価ではないです。一定ラインを超えて面白いと思えば気軽に付けてます。(なので同じA+の作品でも内部的には結構ブレがあったりしますがご了承下さい)

※基本的に評価はシリーズ二作目までにしか付けてませんので、こちらもご了承下さい。

▼2014/10/18以前▼
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