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読了感想:ソードアート・オンライン プログレッシブ1


 【本日の読了】
 タイトル:ソードアート・オンライン
      プログレッシブ1
   著者:川原礫
   挿絵:abec
 レーベル:電撃文庫
 my評価:A

ソードアート・オンライン プログレッシブ1 (電撃文庫)
横線1
「このゲームはクリア不可能なのよ。
どこでどんなふうに死のうと、早いか……遅いかだけの、違い……」
茅場晶彦によるデスゲームが開始されて一ヶ月。
この超難度のVRMMO内で犠牲になったプレイヤーは二千人にも及んだ。
≪第一層フロアボス攻略会議≫当日。
自身の強化のみを行うと決めて、≪ソロ≫として戦うキリトは、
会議場に向かう中途で、最前線では珍しい女性プレイヤーと出会う。
強力なモンスター相手にレイピア一本で戦い続ける彼女は、
あたかも夜空を切り裂く≪流星≫のようだった──。

※公式サイト紹介文より

横線1

ゲーム内での死は現実の死を意味する…
デスゲームと化したVRMMORPG、ソードアート・オンライン。
SAO本編は1巻で完結していますが、
その1巻で省かれた、SAO攻略の途中に当たる部分の後付けエピソードを描く
新シリーズの第1巻です。
今巻は第一層、幕間、第二層のお話ですね。

個人的には500Pクラスの本は素直に2冊に分けてもいいと思うんだ。
某境界線上のなんとか?…あれはもうページ数自体がネタだと思ってますので。

■星なき夜のアリア■
基本的にはアニメ版第二話と同じお話ですが。
アニメ版よりだいぶ描写が細かいです。
(というよりアニメ版が色々カットされてるだけですね)

それにしても一般プレイヤーと元βテスターというだけで
ここまで軋轢が生じるものなんでしょうか…。
まあ普通のゲームとは根本からして事情が違いますし、
一般プレイヤーサイドの意見もわからなくもないですが、
こんな状況に陥った直後なら、自分最優先で行動したとしても
誰も文句言えないと思うんですがどうでしょう。
強さを笠に犯罪行為に走ったり、一般プレイヤーを
都合のいいように騙して使い捨てたとかならともかく、ねぇ?
ボス攻略とかもやってくれてるわけですし。
(ボス攻略はレアドロップ云々も絡んでくるので難しいとこですが)

なんかああだこうだ言ってますけど、
手っ取り早い仮想敵(元βテスター)に
やり場のない怒りをぶつけてるだけという気がします。
(それはそれで理解はできるのですが…)

そもそもこんなβテスターがー、ビーターがー、
なんて言ってるのはごく一部のプレイヤーだけだと思うんですけどね。


僕が一般プレイヤーと同じ立場だったら?
多分茅場とゲームプレイした過去の自分に呪詛を撒き散らしながら
はじまりの街で木の実漁りの毎日じゃないですかねー。

   :

ボス攻略について。

なんというか…ボス強すぎじゃね?というのが正直な感想です。
75層ボスとかはじまりの街地下ダンジョンボスとかでも
似たような事思いましたけど。

確かに結果だけみれば、レイド(6人PT×8のMAX48人による大規模戦闘)で
死者1名と比較的被害は少なめでしたが、
(プレイヤーにしてみれば死者が出た時点で大損害でしょうが)
キリトという規格外プレイヤーが居たからこそであり、
キリトが居なかったら間違いなく死者数増&敗走だったであろう事を考えると…。

勿論ある程度のトライアンドエラーの前提もあるでしょうが、
死んだら終わりのゲームの第一層ボスでこれはやりすぎ感が。
規格外プレイヤーのキリトが活躍する話ですし、
どうしようもない部分もあるんでしょうけどね。

しかしアニメ版のディアベルさんを見た時は、
リーダー気質のにーちゃんなんだなー、位にしか思いませんでしたが
この話を読むと意外と…、な人でしたねぇ。
でもそのへんはMMORPGプレイヤーとしての気質によるものであり、
最後のセリフが本心であったと信じたいです。

■ヒゲの理由■
SAOの情報屋プレイヤー、鼠のアルゴにまつわるお話。

アルゴの顔にペイントされてる猫っぽいおヒゲの理由が語られます。
なんというか、しょーもない理由でした。
でもたまにはこういう話があってもいいと思います。
話も短いですしね。

キリトの体術のルーツがここに。

■儚き剣のロンド■
第二層で起きた、SAO恒例(?)のなんちゃってミステリ。

腐ってもミステリということですので、詳細は省きますが…
こんなところでもあの男が絡んでたのですね。
描写自体は殆ど無いですが、最初は犯行を渋ってた犯人が、
奴のトークを聴いてる内にその気になっていく様は
薄ら寒いものを覚えました。
きっと今回の事件も氷山の一角なんだろうなぁ。

   :

なんちゃってミステリが一段落ついた後は、第二層のボス戦です。
相変わらず鬼畜仕様ですねこのゲームのボス戦は。
(尤も今回は攻略組が先走っただけで、きちんと前情報はあったのですが)
キリト達が窮地に陥った時、助けに来たのは…
まあ話の前フリを考えれば当然ですよね。
そして当然とわかってはいつつも、こういう展開は胸が熱くなります。
我ながら実に単純嗜好です。
幕間の体術習得イベントは伏線だったのね。

そしてさらっと第二層ボス(と取り巻き中ボス)のラストアタックを
全部掻っ攫う黒ビーターもといキリトさんまじパないです。

   :
   :
   :

トータルで見るとやっぱりキリトさんはキリトさんでしたな感じで
面白かったのですが、部分部分で少しもやもやしたものが残ります。
(ほんとーに少しだけ、なんですけど)
やっぱり細かい矛盾のせいでしょうか。以下にちょっと列記。

アスナの存在。
本来アスナと出会った時期なんて正直なこと言うと全く覚えてなかったので、
初顔合わせが第一層だろうと中層だろうとどっちでもいいのですが…
作者が認識した上で従前の設定と変えてる、っていうのは
なーんかしっくりこないんですよね。
作者もあとがきで、矛盾を承知でアスナを出すか、
新ヒロインか、と言ってましたが、
そもそもヒロインである必要があるのかなぁ、と。
別にソロとかエギル/クラインがパートナーでもいんじゃね?と思ってみたり。
(まあラノベ的に華の有る無しは売上に直結するのかもしれませんが)

βテスト時の攻略フロア。
確か本編1巻の時は第5層だか6層までしかクリアされなかった、と
クラインだか誰だったかが言ってましたが、
今回は第10層途中まで踏破されてたことになってます。あれぇ?

SAOプレイヤーの数。
今回、βテスターの人数が大体700~800人という話がありました。
事あるごとに語られる総プレイヤー数が1万人。SAO初回ロットが1万本。
おかしいですね、どう考えても。
1000人の枠組みの中で7~8割位しかプレイヤーがいないのであれば、
全体のプレイヤー数もおおまかに7~8000人ですよね…。
本編1巻の時点で気づけよ、というレベルの話ですので
ほんとはプログレッシブ関係ないんですけど、
明示的に匂わせる描写がありましたので;

どうでもいいことばかりですが、ちょっとだけ気になってしまいました。

   :

個人的にはSAOプログレッシブではなく、
クラインとかエギルがメインの
「クライン・エギルのアインクラッド奮闘記」的なのが読みたいでs




…需要ないか。

横線2
<11巻の感想を読む>
横線1

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A …面白かった!
B+…まずまず満足
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C+…あんまり合わないかも
C …相性が悪かった…


【補足】
※A+が最高評価ですが、そんなにレアな評価ではないです。一定ラインを超えて面白いと思えば気軽に付けてます。(なので同じA+の作品でも内部的には結構ブレがあったりしますがご了承下さい)

※基本的に評価はシリーズ二作目までにしか付けてませんので、こちらもご了承下さい。

▼2014/10/18以前▼
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