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読了感想:部活アンソロジー1「青」

   
 【本日の読了】
 
部活アンソロジー1 「青」
   著者:※別記
   挿絵:※別記(表紙:霜月えいと)
 レーベル:ファミ通文庫
 my評価:A- ※作品毎にも別記

横線1
全ての揉め事を大貧民で解決する「大貧民部」最後の一戦を描く更伊俊介『B.E.T』。
読書部を隠れ蓑にした非公式の部の実態とは――。綾里けいし『宵下様探索部』、
嬉野秋彦『理由なき反逆部の誰も知らない最初で最後かつ最大の戦いとその後日譚』の
WEB掲載作に、関根パン『たたくぶ』、櫂末高彰『バビ部!』、
佐々原史緒『サルと踊れば』の書き下ろしを加えた全6篇でお贈りする、
努力と情熱の先にある何かが垣間見える部活エピソード集、第1弾!

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
部活をテーマにしたアンソロジー。
ちなみに今月末に出る部活アンソロジー2巻のタイトルが「春」で、
最初はなんぞやと思ったけど、2巻併せて「青春」になるわけね、納得。

個々のお話は(多少のばらつきはあれども)各作家の個性が出ていて面白かった…
んだけど、ラノベの宿命故か、どうにもヘンテコな部活が多かったり、
そもそも部活動と言っていいのか微妙なのもあり…と、
テーマに対して内容が少々漠然としているかな、
という印象があったのが残念といえば残念。
(あらすじ見れば予想つくだろ言われそうだけど…)
もう一つのテーマである「青春」という方は概ね該当しているので、
そっちは良かったと思う。

ただ一言言わせてもらえるのであれば。

 綾里けいし作品のみ異彩放ちすぎィ!

こんなテーマでも綾里けいしは綾里けいしでした、まる。
この人だけ前のホラーアンソロジー引きずってないか…?
(いやB.A.D.好きな人なら話そのものは楽しめると思うんだけどね;)

   :

以下、作品毎の簡単な感想です。

◆B.E.T◆
 著者:更伊俊介
 挿絵:ねりま
 評価:A

あらゆる事を大貧民で解決する大貧民部の、廃部間際の最後の部員二人のお話。
部室の片付けの担当を大貧民で決める…はずが、
「勝った方が負けた方になんでも命令できる」という権利までついたが故に
否が応にも白熱していく対決が熱い!
勝敗の行方については…まあなんとなく予想はついたけど、
結局どちらが勝っても多分飛奈の思惑通りになったんだろうなぁ、とニヤニヤ。

◆宵下様探索部◆
 著者:綾里けいし
 挿絵:白井鋭利
 評価:A-

読書部…とは名ばかりの、祟り神・宵下様を研究する部活に勧誘された主人公達。
宵下様を調べる内に、怪現象に巻き込まれていく様は
まあなんというかいつもの綾里けいし作品。
綾里けいし作品にしては意外と読後感も悪くなく、
最後のセリフにはぐっと来るものがあったし、話としては面白いけど、
これを部活と青春をテーマにしたアンソロジーとして考えると…ね;
普段の綾里作品と違う毛色の作品が読めるかと思ったんだけどなぁ;

◆理由なき反逆部の誰も知らない最初で最後かつ最大の戦いとその後日譚◆
 著者:嬉野秋彦
 挿絵:An2A
 評価:A-

英語弁論部の合宿…と称して、顧問の美人教師から休日の学校に呼び出された主人公。
学校の屋上で擬似バカンス、とか美人教師と男子高校生の一夏の思い出、など
これでもかーってくらい青春してるなぁ、という感じ。いや甘酸っぱい甘酸っぱい。
話も好きだし、今のリアル時期的にはストライクな作品なんだけど、
これ部活ほとんど関係ないよね…;

◆たたくぶ◆
 著者:関根パン
 挿絵:NOCO
 評価:B

軽音部に入部したとある女子生徒達のお話…って全員ドラム希望かよ!
それぞれがドラムに懸ける熱意を語る際、ゆずが一番いい加減なのに
それが一番納得できてしまうのに苦笑。
まあ確かに重い過去と熱意はイコールじゃないよね。
そして全員がドラムを希望した最終的な結論は…それでいいのか;
作者様のデビュー作といい、なんでこうも同じ役割ばかりを集めたがる;

演奏シーンについては、一応楽譜から起こしてるらしく、
適当に文字を羅列している訳ではないそうだけど、
正直それで演奏シーンがイメージできるかと言うと…ねぇ?
話の起伏のノリが独特な事もあり、
個人的にはつまらなくはないけど…うーん、という印象でした。

◆バビ部!◆
 著者:櫂末高彰
 挿絵:himesuz
 評価:A

他者を「バビらせ」つつ、感動も与えることを目的としたバビ部の活動。
他者をバビらせるばかりで、本人がバビることはほとんどない部長・そらを
バビらせようとする、陽樹を始めとする他部員の奮闘や、最後のオチに苦笑しつつも、
凄く楽しそうな雰囲気が伝わってくるのがいいんだよなぁ。
これぞ部活の青春!という感じ。(やってる事はアレだけど…
この辺はやはり過去に部活モノを書いてる氏の専売特許、というとこなんだろうね。
(階段部読んでないので…;)
そして最後の最後のオチは「そっちかよ!」と佐織でなくても突っ込みたくなった;

   :

とりあえず「バビる」という言葉は初めて聞きました。
(ビビるという意味のようです)

◆サルと踊れば◆
 著者:佐々原史緒
 挿絵:NOCO
 評価:A

最初、サルってなんぞや?と思ったんだけど…ああフットサルの事ね。

かつてサッカーの腕前を期待されながらも、
半ば事故のトラブルでサッカーに興味を失った主人公が、
半ば騙されて加入したフットサル部で熱を取り戻していくのが良かった。
過去の言葉をずっと覚えていてくれた相方の存在もまたいいんだよなぁ。

…最後の作品でようやくスタンダードな部活モノを読んだ気がする;

横線2
<2巻の感想を読む>
横線1

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Author:木彫
ラノベを主食とする駄人間。感想については感覚優先で書いてます。

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私的評価の内訳です。

A+…とても面白かった!
A …面白かった!
B+…まずまず満足
-- 満足or不満足のライン --
B …やや合わないかも
C+…あんまり合わないかも
C …相性が悪かった…


【補足】
※A+が最高評価ですが、そんなにレアな評価ではないです。一定ラインを超えて面白いと思えば気軽に付けてます。(なので同じA+の作品でも内部的には結構ブレがあったりしますがご了承下さい)

※基本的に評価はシリーズ二作目までにしか付けてませんので、こちらもご了承下さい。

▼2014/10/18以前▼
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