スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

読了感想:つきたま3

   
 【本日の感想】
 つきたま3
※公務員でも世界を救えます
   著者:森田季節
   挿絵:osa
 レーベル:ガガガ文庫
 my評価:A

横線1
<ご安心ください>「つきたま」が、ごくたまに見えてしまう方もいらっしゃいますが、
基本ぷにぷにしているだけで、人間に危害を加えることはありません。
……そう信じてきた。今までは。
お気楽公務員を目指して県の「つきたま」処理窓口に務めた俺の周りには、
つきたまで奇跡を起こしたり、魔法を使ったり、国家の陰謀がちらついたり、
つきたまで世界を終わらせようとしたり……
「あり得ない」出来事を信じて疑わない人ばかり。
無意味な存在が突然意味を持ち始めたとき、「お気楽公務員」が世界を救う?

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
ぷにぷにしたよくわからない物を巡る物語、完結!
…なんか前巻までに比べて、ページのつきたま侵食率が高いような;

なんだか妙にスケールが大きくなってきましたよ、っと。
お気楽公務員コメディ…のはずが世界の命運を賭けた超展開キタ!
(…もっとも超展開とかいっても、つきたまとか魔法少女とかいる時点で
1巻から十分に超展開という気もする)
なんだけれど、やっぱりどことなくお気楽なのがこの作品よね。
カヤの(つきたま絡みの)実力は折り紙つきだし、
実際かなりヤバそうな感じはあるのだけど…やっぱり副帝のせいかね;
ほらほら良い子はもう帰る時間だよ!

魔法少女としての力をカヤに奪われ、つきたまが見えなくなってしまったエナは…
えっと、ここまで普通になるんだね、この子;
とはいえそれが落ち着かないのは毒されてしまった証拠かしら。
普通の人として生きようとする姿は、それはそれで前向きなのだろうけど、
それでもやはり以前の状態に未練を感じているというのが痛ましいよなぁ。

普段はお気楽で事なかれで根っからの公務員気質の鶴見だけど
(とかいうと真面目に公務員やってる人に怒られそうだけど)、
そんなエナの為に色々と奔走するのが珍しく(酷い)格好良い。
公務員は市民が困ってる時に手伝う組織、という言葉はちょっと胸に沁みたね。
とはいえ全体的に締まらない感じがするのは鶴見が鶴見だからか;

エナとカヤの対決は、思ったよりさらっと終わってしまったけど、
突き詰めればただの姉妹喧嘩みたいなものだし、作風的にも丁度いいのかもしれない。
馬鹿な天才が真面目な秀才を凌駕する、
という社会の縮図のような構図はどうかと思うけれど;

しかし今回の一件は終われども、鶴見の周りはまだまだ騒がしそうだねぇ。
課長補佐の空回りっぷりが哀愁を誘う…。ええいこの鈍感朴念仁め!
エナも課長補佐もまだまだ苦労しそうですわ;

   :

とりあえずいるかんにモデルとなった人がいた事に驚き。
しかも職場を辞めたとかなんとか…。
いるかんを見てると辞めたんじゃなくて辞めさせられたんじゃとか
要らない勘繰りをしてしまう。だって、ねぇ…?


横線2
<2巻の感想を読む>
<1巻の感想を読む>
横線1

非常に励みになりますので、もしお気に召して頂けましたらクリック頂けると幸いです。
     
FC2 Blog Ranking     
にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

読了感想:無作為抽出恋愛遊戯

   
 【本日の感想】
 無作為抽出恋愛遊戯
   著者:水市恵
   挿絵:九條宝珠
 レーベル:ガガガ文庫
 my評価:A-

横線1
恋愛を冷めた目でしか見られない天才少年・愛須蒔也。
彼は他人の心理操作や行動の誘導技術を向上させるための遊びとして、
ある『ゲーム』をしている。
それは無作為に選んだ学院内の男女を恋仲にするというものだ。
蒔也は巧妙な策で生徒の心を操っていく。
多少の苦労は伴うが、すべては誰のためでもなく自身の将来のために行っている。
今回、新たに抽出された対象者は特殊な組み合わせであるが、
すでに蒔也の脳内では、道筋を無数に思い描き最善手の吟味を始めていた――。

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
ねじ曲がった心を持つ少年の邪道ラブストーリー。

主人公悪趣味すぎぃ!
人心掌握技術向上の一環として、ランダムに選んだ学院生の男女をくっつけるという
極めて利己的なゲームを行っている主人公が末恐ろしい。
え、この主人公ほんとに中学生? 捻くれてるにも程がある;

と、やってる事を見ると悪趣味にも程があるんだけど、
くっつくように仕向けられてる人達もそれぞれの成長とか自立を促されてたりして、
当人達も納得ずくで良い方向に動いてたりするので、
意外と良い話になったりするのが面白いんだよなぁ。
まあ一応主人公という黒幕がゲームとして行っている事とはいえ、
手段自体は対象者の自意識に働きかけるようにしてる所が多いし、
過程だけを見れば良きアドバイザーみたいな感じだしね。
だからこそおっかないとも言えるのだけど;

▼▼▼クリックで感想を全て表示(ネタバレ注意!)▼▼▼



話の〆は、良くも悪くもガガガ文庫らしいものだったけど、
やっぱりストレートに面白かった、とは言えないもにょもにょ感が;
話の流れも割と平坦だった印象だし、
もうちょっとトラブルっぽいトラブルがあっても良かったかなぁという気も。

横線1

非常に励みになりますので、もしお気に召して頂けましたらクリック頂けると幸いです。
     
FC2 Blog Ranking     
にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

読了感想:Let's パーティー!

   
 【本日の感想】
 Let's パーティー!
-だけど僕には仲間がいない-
   著者:小金井ゴル
   挿絵:鍋島テツヒロ
 レーベル:GA文庫
 my評価:A

横線1
パーティー(仲間)。
それは魔物狩りを生業にするハンターにとって必要不可欠な絆。
パーティーは互いに役割を分担し、欠点を補うことで凶悪な魔物に立ち向かう。
いっぽう、筋金入りの単独(ソロ)剣士セルジュは、主人公なのに仲間がいない。
そんな彼が出会ったのは、可愛いけど素直じゃない魔法使いのユーク。
――果たしてセルジュたちは本当の仲間になれるのか?

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
ぼっちハンター達の織り成す、残念系パーティーファンタジー!

なんというか、主人公のセルジュが不憫すぎる…。
当人自身はそこまでおかしな性格という訳でもないけど(DT臭さはあれども)
とある人物から譲り受けた(押し付けられた?)能力のせいで
セクハラ魔人と化してしまってるとかもうね;
正確には常時発情してるという訳ではなく、
手が女性に触れた時に暴走するようではあるけど、
当人にとってはなんの慰めにもならないだろうからなぁ。
というかよくブタ箱行きになってないよね、というレベル;

そんな性癖体質のせいで、根城の街でも悪評が絶えないくせに、
ユークだとかコンスタンスだとかイー=シャンだとかリョウコだとかいう
美女美少女と知り合う機会が多いのはどういうことだ!
ちくしょうこれが主人公特権というやつか!
…といっても揃いも揃って奇人変人の類ではあるんだけどねぇ;
類は友を…ということなのかしらね、やっぱり。
奇人変人同士なせいかいがみ合いも多いし(主にユークが)、
傍から見る分には立派(?)なパーティなのに
それを頑なに認めたがらなかったり(主にセルジュ以外が)、
随分と凸凹した面々ではあるけど、
なんだかんだで信頼が見て取れることにニヤニヤしてしまう。
それはそれとしてコンスタンスの格好にツッコむ人間は誰もいないんだろうか;

そんな問題だらけのメンバー達にも、一応はそうなるだけの理由があったりして。
コンスタンスやイー=シャンについては…ある種の開き直りとも言えるので、
正直それが良いか悪いかは微妙なところなのだけれど、清々しくはある。
まあでもセルジュやユークの様に自己欺瞞に陥ってるよりは前向きだよね。
超が付くほどのマイペースな二人らしいといえばらしいのかな。
(とはいえ、一歩間違うと思考放棄になりかねない危うさがあるのも事実)
セルジュとユークも、このメンバー達を通じて成長できてるわけだし、
やっぱりパーティでいいだろこいつら;

   :

しかしチャージしたエネルギーを開放することで、
超強力で様々な能力を発動出来る…というのは実に主人公らしくて燃えるけど、
そのエネルギーのチャージ方法が性欲を満たすこと…というのが
主人公として色々と残念すぎる。
連続で使用するとチャージ効率が悪くなるとか
色々考えるとどうにも下品な方向にしか思考が行かないというか
ぶっちゃけ賢者たい(ry

   :

最後にちょっと文章で気になった点について。
鼻についた…というほどのものではないけど、文章の比喩表現が気になったかなぁ。
文章中で「○○の××倍」とか、「△△人に匹敵する~」といった表現が
それなりな数あるのだけれど、いまいち分かりやすさに欠けるのが多いかな。
超巨大モンスターの足踏みの衝撃を、
「三百万人の幼女が一斉に地団駄を踏む力をも上回る」(原文そのまま)
とか表現されても反応にも理解にも困るというのが正直なところ;
(いやどちらかといえばギャグの類だと頭では分かっているのだけど)

▼▼▼クリックで感想を全て表示(ネタバレ注意!)▼▼▼


横線1

非常に励みになりますので、もしお気に召して頂けましたらクリック頂けると幸いです。
     
FC2 Blog Ranking     
にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

読了感想:姉ちゃんは中二病

   
 【本日の感想】
 姉ちゃんは中二病
地上最強の弟!?
   著者:藤孝剛志
   挿絵:An2A
 レーベル:HJ文庫
 my評価:B

横線1
ある日突然、他人の頭上に文字が見える力に目覚めた高校生・坂木雄一。
それは相手を何者か見抜く魔眼「ソウルリーダー(姉が命名)」だった!
ふと見ると周囲は『死者』『吸血鬼』『魔女』など怪しい奴らがいっぱい!!
さらに、困惑する雄一に美少女な『殺人鬼』、奈月が近づいてきて……!?
中二病の姉に英才教育された“最強”の弟が繰り広げる新感覚バトルコメディ!!

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
中二病…なんだろうかこれは;
タイトルの通り、姉が中二病ということになってはいるけど、
いわゆる一般的に中二病という言葉から連想するタイプのキャラではないよね、これ。
いろいろこじらせてるという事には間違いないけど;

   :

で、読んでみた感じとしては…うーん、なんなんだろうね、これ。
話の流れとしてはだいたいあらすじの通り、
突如として相手の素性がわかる異能(?)に目覚めた主人公が、
学校に行くと「吸血鬼」だの「魔女」だの「殺人鬼」だのが居ることを知り、
その人外さんとか犯罪者さんとのいざこざに巻き込まれて…という感じなんだけど、
全体的に話の展開が唐突というか、説明不足というか。
主人公の姉・睦子の正直ついていけない無茶苦茶な理論展開も含めて、
どうにも置いてきぼり感がしてしまう。
てかアレだけで殺人鬼に目をつけられるとか言い掛かりにも程がある。

主人公の行動も今一つ理解が及ばないんだよなぁ
トラブルが起きても睦子に相談すればだいたいなんとかなる、
みたいな感じでこの主人公行動してるけど、
それまでファンタジー設定とは(一応は)無縁な生活を
送っていた主人公がいきなりそんな非日常に放り込まれて、
正直色々とこじらせてるだけとしか思えない睦子に相談して
どうしてなんとかなると思ってるのか…。
(睦子だって非日常展開とは無縁だったはずだろうに。非日常要素は置いておいても、
その信頼を持つに至る経緯の描写でもあればまた違うんだけど)
本物の殺人鬼に「正体を誰かにバラしたら学生皆殺し」とまで脅されてるのに、
それをあっさり愛子にバラす神経もよくわからないし。
あらすじだと「バトルコメディ」になってるけど、
むしろこれ「不条理コメディ」に近い気がするなぁ。
そう割り切って読めばそれなりに楽しめた…のかしら?

一応フォローしておくと、↑であーだこーだ言ってはいるものの、
茨木とのやりとりとか部分部分では結構好きな部分もあるんですよ?
だからか、別につまらないと割り切る程でもないんだよなぁ。
ただ全体として見た時についていけない部分が多いというだけで。
(だから結局トータル評価では「普通」ということになってしまうのだけど。
正確にはC寄りな気もするけど、そこは妹ちゃん補正で;)

ということで、とりあえず一番言いたいのはね…

 なんで妹ちゃんの出番アレだけなのさ!

なんかもうサービスカットの為だけに無理矢理出した感がひしひしと…。
てかぶっちゃけ姉とか愛子とかより妹ちゃん出した方が面白そうだよ?
(まあ個人的な嗜好も十二分にあるけれど!)
横線1

非常に励みになりますので、もしお気に召して頂けましたらクリック頂けると幸いです。
     
FC2 Blog Ranking     
にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

読了感想:ロストウィッチ・ブライドマジカル

   
 【本日の感想】
 ロストウィッチ・ブライドマジカル
   著者:藤原祐
   挿絵:椋本夏夜
 レーベル:電撃文庫
 my評価:A+

横線1
異界――【魔法の国】で起きた
【女王のための統合戦争】に巻き込まれた、鍛冶目山市の少女たち。
彼女らが身の裡に宿すのは、殺し合いの螺旋を紡ぐ奇跡と罪の力――魔法。
魔女のひとりである咲森水奈は、行方不明となった親友の少女、
早良坂人魚を捜していた。
その傍らに立ち彼女を支える少年は【魔法の国】の住人であり、そして……。

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
魔女として【女王のための統合戦争】に巻き込まれた少女達の
信念と友情と裏切りの血みどろの殺し合いにゾクゾクさせられる!
腕がもげたり足がもげたり首が飛んだりと(大半は治るけど)、
血と涙ばかりの容赦のない展開にハラハラしっぱなしだった。
「魔法の国」とか「魔法」とか言葉だけ聞くと割とメルヘンちっくな雰囲気なのに、
少女達と契約した、魔法の国の体現者の"固有罪科"に基づいた魔法での殺し合いとか、
非常にダークな雰囲気と設定も好みだったなぁ。
いやあいいよねこういうの(いい笑顔

誰一人として望んで魔女になった訳でもないのだけれど、
魔法の力に魅入られた魔女が力を行使し始め、
しかも殺した他の魔女の力を取り込む事で自分をより強化できることから
統合戦争という名目の下で他の魔女を殺し始め、
そのせいで戦いを望まない魔女達も戦わざるを得なくなる…という悪循環がきっつい。

そんな状況においても、魔女達がそれぞれの信念や指針を持って行動している事に
彼女達の強さを感じる事ができるんだよなぁ。
主人公の水奈はもちろんの事、水奈達が戦う事になる四十万薫も
(事の善悪は別としても)然るべき信念を持って行動しているし、
希亜と舞衣子もそれぞれの信頼を持って成長していく事に感動を覚える。

▼▼▼クリックで感想を全て表示(ネタバレ注意!)▼▼▼



しかし「人魚」ってだいぶキラキラしてる名前デスネ

横線2
<2巻の感想を読む>
横線1

非常に励みになりますので、もしお気に召して頂けましたらクリック頂けると幸いです。
     
FC2 Blog Ranking     
にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

そして気がつけば

ブログ開設から1年が経過しておりました、ぱちぱち。
更新ペースを(あまり)落とさずにここまで維持出来た事に
管理人自身が一番驚いております;
1年でラノベ感想数約250弱…とそれなりな数を読んで
感想を書いてたんだなぁ、としみじみ。(感想の質はさておくとしても;

これで一つの区切りがついてちょっと休憩…と言いたくなったりするのが人情ですが
ラノベ感想はまだまだ更新していくつもりですので、
これからもよろしくして頂ければと思います。

管理人 木彫




……と意気込んではいるものの、
これからお仕事の方が更に忙しくなりそうな雰囲気な上に、
閃の軌跡も出るし、ゴッドイーター2も出るしで、
ちょっと(もとい、かなりの)不安要素があったりも;

読了感想:S WHITE

   
 【本日の感想】
 S WHITE
スニーカー文庫25周年記念アンソロジー
   著者:※別記
   挿絵:※別記
 レーベル:スニーカー文庫
 my評価:※作品毎に別記

横線1
スニーカー文庫25周年を記念し『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』
『俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している』など、
人気作品のスペシャル書き下ろし短編がここに集結!
他にも『彼女たちのメシがマズい100の理由』『大奥のサクラ』
『七星降霊学園のアクマ』の超豪華ラインナップ。
谷川流&いとうのいぢのコンビが贈る特別書き下ろし作品「Round-Trip」も収録!
スニーカー文庫ファン必読のアンソロジーが登場!

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
スニーカー文庫25周年記念の、各作品(+谷川流の描き下ろし)の短編アンソロジー。
この本一冊でテーマを持って…という類の本ではないので、
各短編毎の感想の記載となります。
ちなみに『俺の脳内選択肢が~』のみ本編を読んだ事がないので、
その点についてはご了承下さい。

なお「挿絵」については、描き下ろしは数えるくらいしか無いため、
そこに期待はしないほうが良いと思われます。


◆問題児たちが異世界から来るそうですよ?◆
 著者:竜ノ湖太郎
 挿絵:天之有
 評価:A


白夜叉大人気なさすぎィ! 知ってたけど。
白夜叉の機嫌を直す為に十六夜が貢いだ代物と、
それで速攻機嫌を直す白夜叉に苦笑せざるを得ない。
まあこのノリでこそ白夜叉だよね。

◆彼女たちのメシがマズい100の理由◆
 著者:高野小鹿
 挿絵:たいしょう田中
 評価:A


本編4巻で飛ばされた体育祭のお話がここに!
…ええまあ、この作品で「パン食い競争」というお題が出た時点で
阿鼻叫喚の地獄絵図が容易に想像出来た訳ですが。
まあ紅緒が絡んでなかったのが不幸中の幸いかしらね。
ぶっちゃけ葉介以外にはなんの慰めにもならないだろうけど…;

しかしこの学校の生徒の料理スキルと味覚センスは一体どうなってるの;
知らず知らずの内に紅緒に侵食されてるんじゃなかろうか。

◆大奥のサクラ◆
 著者:日日日
 挿絵:みやま零
 評価:A


本編から14年前の大奥を舞台に、
本編序盤で空位だった(だったよね、確か?)序列第三位と赫竜のお話。

赫竜がちっさい!なんかかわいい!(絵は無いけど
地獄の第三位とまで呼ばれた雹虎と、ちっちゃ赫竜の親子関係が微笑ましい。
それだけに、ラストのあれは切なすぎる…。
雹虎にとっては非常に有難くあっても、赫竜にとってはきっついだろうなぁ。

◆七星降霊学園のアクマ◆
 著者:田口仙年堂
 挿絵:夕仁
 評価:A


とある下級悪魔を相手にしたクラスXのメンバーのお話。
なんというか、カグラも意地が悪いよなぁ;
まあ悪魔なんだし当然といえば当然ではあるんだけど、それにしても、ねぇ?
とはいえ自分が同じ立場になったら外からニヤニヤしているに違いないけど。

ニセ銀河の正体を暴くきっかけになった銀河の行動が実に銀河らしくて噴いた。
そこに気付く月斗も大概だけど; まあそれだけクラスXが馴染んでるということかな。

◆俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している◆
 著者:春日部タケル
 挿絵:ユキヲ
 評価:C


本編読んでないので、本編もこんな感じなのか、
それとも短編だからはっちゃけてるのかはわからないけど…。
正直下ネタがくどいかなぁ。
別に下ネタそのものが嫌いという訳ではないんだけど、
これはなんというか受け付けない…。

◆Round-Trip◆
 著者:谷川流
 挿絵:いとうのいぢ
 評価:A+


会議の為の会議…とかその辺のよくわからないことは置いておいて、
部長と副部長の生真面目にどこかズレたやりとりが面白すぎる。
このやりとり見てる間中、お前らもう付き合っちゃえよと何回思ったことか!
部長と副部長それぞれに別の好きな人がいる、とわかってからの
オチへのつなぎ方も面白い。それでいいんかお前ら;

横線1

非常に励みになりますので、もしお気に召して頂けましたらクリック頂けると幸いです。
     
FC2 Blog Ranking     
にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

読了感想:彼女たちのメシがマズい100の理由4

   
 【本日の感想】
 彼女たちのメシがマズい100の理由4
   著者:高野小鹿
   挿絵:たいしょう田中
 レーベル:スニーカー文庫
 my評価:A

横線1
「虫」メシマズな妹の華凪が、お嬢様学校を転校し一緒に暮らすことになった愛内家。
今回は新手も登場せず、「進化する」メシマズヒロインの紅緒だけと思いきや、
親友の冥が「激辛」メシマズな双子の妹カロンについて、
「ダメ人間を更生したい!」と意味深な相談をしてきた。
お兄ちゃん大好きな妹に対し、冷たい態度をとる冥。
「あーん」する愛内兄妹を横目に、「お兄ちゃんに嫌われた」と凹む妹は
メシマズ手料理で愛を獲得できるのか!?

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
妹の華凪も葉介と同じ学校に転校し、また一段と賑やかになってきたなぁ。
そしてなんのかんの言いつつも、妹が学校に馴染めるかが気になって
妹のクラスまで(さりげなく)様子を見に行く葉介の兄馬鹿っぷりが微笑ましい。
でもやっぱり華凪の持ってくる弁当は…(ガクガク
これについてだけは全力で葉介・リリィ・カロン派支持デス。
あとうなぎのゼリーもちょっと…(イギリスの方ゴメンナサイ

   :

今回は愛内家の騒動は一段落。…の代わりに今度はカロンと冥の兄妹の方で騒動が。
なにかと複雑な境遇の兄妹なだけに、なかなか上手く行かないのもやむなしと言う部分も
あるとはいえ、こう噛み合わない状況を見ているとやっぱりちょっともどかしいな。
文化祭を冥と一緒に回りたいと思っているのに、避けられ続けるカロンが切ない。
…ああ、でもとりあえずカロンちゃんはその毒々しい着ぐるみを脱ぐ所から始めようか;

確かに家族として冥のカロンに対する心配もよくわかる。よくわかるんだけど…
それでもやはり、冥のやり方は少々悪手だったかなぁ。
(とかいうとオメガにも責任が波及しそうではあるのだけど;)
そもそもカロンが堕落するのと、兄妹仲良くするのとは全く別物だと思うよ?
冥の心配事はもっともだけど、それはまずカロンと冥の兄妹関係の地盤を
しっかり築いてから心配することだと思うなぁ。
華凪の一件よろしく、まずは言葉にすることから始めないと、ね?
でもまあなんとか落ち着く所にオチ付いたのでまずは一段落、かな。(寒い

さて、次は巡り巡って葉介と紅緒のお話になりそうな予感。
葉介もいつまでも"幼なじみ"というぬるま湯に浸かってる余裕はなさそうだね?

   :

…そういえば今回はメシマズポイント出なかったね。
あのコーナー地味に結構好きなんだけど;
(まあ今回はそもそもメシマズ料理自体があんまり出てこなかったか)

横線2
<5巻の感想を読む>
<3巻の感想を読む>
<2巻の感想を読む>
<1巻の感想を読む>
横線1

非常に励みになりますので、もしお気に召して頂けましたらクリック頂けると幸いです。
     
FC2 Blog Ranking     
にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

読了感想: 天鏡のアルデラミン4

   
 【本日の感想】
 
ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン4
   著者:宇野朴人
   挿絵:さんば挿
 レーベル:電撃文庫
 my評価:A+

横線1
北域での地獄のような戦争を生きぬき、多くの犠牲を払いながらも
中央に生還したイクタたちを待っていたのは、厳正なる軍事裁判だった。
そして裁判のあと、サザルーフは軍の高官たちに、ある突飛な要請を提案する。
実はそれは、密かにイクタから託されたもので――。
やがて帝国騎士の少年少女たちは、
複雑な内政問題や激しい海戦に巻き込まれていくことになる……。
話題沸騰の本格ファンタジー戦記、ついに4巻が登場。
これまでとは異なる戦いに立ち向かうイクタたちに注目せよ!!

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
やっとハロ表紙来た! おまけに殿下まで一緒だとう…素晴らしいなひゃっほう。
加えて潜入捜査Verのハロがクリティカルすぎてやばい。
イクタの発現がどストレートすぎて噴き出すけど、彼の気持ちはよくわかるね!
………で、この青い服の方おいくらですk(最低

   :

サフィーダの軍事裁判については…まあ妥当な所だよね。
帝国が腐敗しまくってるとはいえ、軍の方は結構まともに機能してるようで、
そこは結構意外だったかも。まあヤトリとトルウェイのおとんが
そこまでおかしいとは思ってないけどさ。
(とはいえ軍内部にも派閥っぽいものはあるみたいだけど)
行政が腐っていても、軍がまともなのは救いなのか…とも思ったけど、
それがまた帝国全体の歪みになっている、というのがまた複雑。
しかしトルウェイ父の方は結構人間臭いけど、ヤトリ父の方はえらい堅物だなぁ。
軍人として見た場合、一概にどっちが良いとも言えないけどね。
そしてやっぱりサザルーフが貧乏クジを;

とある事情によりマシューの故郷に遠征する事になる一行。
しかしこのマシューの母親は…なんというか、うん、豪快デスネ。
しかもそれを好みのタイプだと言うイクタが実にイクタらしくて噴き出してしまう。
ほんと節操ないなこの男は;

エボドルク州の増税をの一件に関しては…
ああ、これがこの腐りきった行政の一つということか。
こういうのを見てると、シャミーユがこの帝国において如何にまともで、
如何に異質かを思い知らされる。
でも潜入捜査にノリノリのイクタを必死で止めようとしたりしてる姿の方が
微笑ましくて個人的には好きだなあ。

それにしても、シャミーユがイクタにご執心なのは、
イクタが初めてまともに彼女に向き合ったから、という事情もあったんだなぁ、と。
なんというかやるせない…。

   :

そんな(比較的)平和なひとときも終わり、今度は海軍との遠征へ。
しかし…これまたアクの強いキャラが出てきたね;
いやアクが強いと言ってもサフィーダみたいなのに比べたら
遥かにマシなんだけど…でもオカマ…;
そしてマシューやトルウェイ相手にはやたらと強気のポルミニュエも
イクタにかかればぽるみん扱いか; さすがイクタさんやでぇ。
イクタに振り回されるぽるみんが面白可愛くて困る。

でもそんなイクタよりも印象に残るのは、やはりマシューだろうね。
彼がポルミニュエに放った言葉は、実戦を経験した人間の重みがあって、
深く心に響くものがある。
彼もまた確実に成長しているということに、感慨を覚えた。
やはりマシューは良いキャラだなぁ。

そしてマシューとぽるみんがちょっといい感じなんですが!

横線2
<5巻の感想を読む>
<3巻の感想を読む>
<2巻の感想を読む>
<1巻の感想を読む>
横線1

非常に励みになりますので、もしお気に召して頂けましたらクリック頂けると幸いです。
     
FC2 Blog Ranking     
にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

読了感想:オレを二つ名で呼ばないで!4

   
 【本日の感想】
 オレを二つ名で呼ばないで!4
   著者:逢上央士
   挿絵:COMTA
 レーベル:このライトノベルがすごい!文庫
 my評価:A

横線1
ついにやってきた夏休み! 次の大イベント・合同文化祭の下見も兼ねて、
レジャーランドにリサーチにきた新たち二つ名研究会一同。
水着姿の女子部員にドキドキするけど、リサーチだから平常心!
そして文化祭の出し物を“お化け屋敷”に決め、準備を進める新たちだったが、
リハーサルの直後に仕掛けの数々が無残にも破壊されてしまう。
一体何が起こったんだ!? 女子部員も増えて、新のハーレム展開も見逃せない!

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
前巻の感想で、郷田は家事万能そうなイメージ…って書いたけど、訂正。
新もびっくりの超美味いクレープ作ってたり、料理大会でさらっと優勝してたりと、
こと調理関連のスキルについてはプロ級だったようです。郷田さんさすがやでぇ。
しかし郷田のフリフリのエプロンはちょっと見たかったようなそうでないような;
郷田もどんどん面白キャラになっていくなあ;
キャラ解説に「デレ期の到来が待たれる」とまで書かれてるし。
まあ既にデレている気がしなくもないけど!
ということで今巻の最萌キャラは静華と郷田。静華ちゃんがめんどくさかわいいです。

天堂会長に言われた事で、ツナ研の(女子)メンバーへの態度がぎこちなくなる新に、
的確なアドバイスを行う一叶が格好良いなぁ。
今巻のラストでもさり気なく美味しい立ち位置だし、今回は見せ場が多いな!
これであの趣味がなければ普通にモテそうなのにねぇ。
本人は欠片も気にしなそうではあるけど;
…しかし玉田共々、新に微妙に変なフラグが立ちそうで怖い;
まあそんな玉田は逆ナンとかされてたけどな! 絵がついた瞬間にこれか…;

そして始まる文化祭の準備。
二つ名能力を惜しみなく使って準備に勤しむ学生達の姿が見ているだけで楽しい。
それだけに各所で起きた、爆発という物騒な事件によって
台無しにされてしまうのが痛ましい。
それでも各所の無事な所を探し出し、
新たな切り口で出し物をプロデュースしていく新はさすがというより他ない。
やはりこういう人を立てる事について新の右に出るものはいないね!

そんな物騒な事件を起こした犯人と、その動機については…
まあ確かに本人からしてみればなかなか納得の行く事ではないけど、
ほとんど逆恨みな上に、関係ない他人まで巻き込んで貶めようとしたら、
もう同情の余地はないよなぁ。
ツナ研メンバーの能力を重ね合わせて強力な敵に立ち向かうという展開、
瑞帆の真の力など、相変わらず胸が震えるものがあるけど、
今回はちょっとバトルへの持って行き方が強引だったかな?という気も。
あとついでにいうと、瑞帆の能力に謎が多すぎる…どっから出したのあの武器;

そして毎度お馴染み今回のコスプレ担当は…前回に引き続き、正妻の瑞帆嬢。
(正確にはコスプレじゃないけど)
こういう形でネコミミメイドに持っていくとは侮れん;

   :

しかし着実にアラタハーレムの人員が増えていくなあ…。
でも今回は珍しく、新ではなく亘にもフラグが…!
当の亘はまったく気づいちゃいないのだけど;

横線2
<5巻の感想を読む>
<3巻の感想を読む>
<2巻の感想を読む>
<1巻の感想を読む>
横線1

非常に励みになりますので、もしお気に召して頂けましたらクリック頂けると幸いです。
     
FC2 Blog Ranking     
にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

読了感想:魔王殺しと偽りの勇者

   
 【本日の感想】
 魔王殺しと偽りの勇者
   著者:田代裕彦
   挿絵:ぎん太
 レーベル:ファミ通文庫
 my評価:A+

横線1
"本当に"大魔王を打倒した勇者を見つけろ――
王宮戦士のエレインはその奇妙な命に首を傾げた。
十日前、百年に一度復活すると云われた大魔王が斃された。
しかし、四名の人物が「自分こそが大魔王を倒した勇者である」と
主張しているというのだ。
さらに戸惑う彼女に用意された協力者は、王族でありながら魔族に寝返り、
牢に幽閉されていた不遜な青年ユーサーで……。
果たしてエレインは勇者たちの嘘を暴き、真実を手繰り寄せることが出来るのか?

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
大魔王が倒された!と思ったら、自らが大魔王を倒した勇者であると
申告する人物が4人もいて…という感じのミステリアス・ファンタジー。

いやあいいね、これは大変好物だった。
大魔王やら勇者やら、という大仰な設定の割に、
やってることは容疑者への事情聴取だけなんだけど(まあ事後なんだから当たり前)、
それぞれの容疑者が至極もっともらしいことを述べて思わず納得しそうになりつつも、
ユーサーがその矛盾点を見つけ、おお!と思ってしまう展開が楽しかった。
いやまあ矛盾点なんていっても、言われてみればそりゃそうだ、
程度のものではあるんだけどね; つまり僕の思考はエレイン並ということだな。ナンテコッタ

そしてそうすると、今度は何故そんな嘘をついてるのかという疑問も出てくるわけで…
こう謎が謎を呼ぶ展開に先が気になって仕方なかった。

そんなミステリー風味な方面も好みではあるのだけど、
個人的には生真面目(で若干おバカ)な主人公・エレインと、
飄々として皮肉屋で、傍若無人な助手もとい協力者・ユーサーとの関係が大変よろしい。
物分かりのあまりよろしくないが為にしょっちゅうぐぬぬ状態になるエレインと、
エレインの事なんて心底どうでもいい風でありながら
絶対こいつエレイン弄って楽しんでるだろ的なユーサーの態度が可笑しいといったら。
ユーサーがエレインに女性言葉を喋らせてた時とかたまりませんな。

加えてそんな心底仲悪そうな雰囲気の二人なのに、
本気でエレインが凹み気味な時はそれとなく慰めてるユーサーと、
ユーサーに感謝されて(但しオチ付き)内心で喜んでたり
ピンチの時にユーサーが駆けつけてくれた事に安堵してたりなエレインがもうね。
いかん、口の端が緩む;

   :

結局今巻では真相はわからなかったけど、
真犯人(というか大魔王倒した人)は次巻で明らかになるとの事。
ユーサーの出自とかそっちの方も気になるし、これは早く続刊が読みたい!
…しかしこんな状況だと、魔王殺しの犯人が、
自称勇者の4人以外という可能性も十分に有り得そうね。

横線2
<2巻の感想を読む>
横線1

非常に励みになりますので、もしお気に召して頂けましたらクリック頂けると幸いです。
     
FC2 Blog Ranking     
にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

読了感想:B.A.D.11

   
 【本日の感想】
 B.A.D.11
繭墨は紅い花を散らす
   著者:綾里けいし
   挿絵:kona
 レーベル:ファミ通文庫
 my評価:A

横線1
「繭墨あざかは、必ず殺される運命にあるんだよ」
その言葉の意味に改めて気づく。未来を見る御影粒良は繭墨と自らの死を予言した。
だが、運命は自分の手で変えられなければおかしい。
粒良は死の条件を覆すため協力を求めてきたのだ。
ふたりの死を回避するには粒良の左眼を潰さねばならない。
そのため僕らは、自らの肉を食事としてふるまう代わりに、
自殺を求める少女の宴に参加するのだが……。

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
幸仁が壊れたーーーーーー!
でもってそれに黒歴史を抉られてる小田桐に噴いた。
小田桐にもそんなこじらせてる時代があったのか…まあどうでもいいんだけど(酷
しかしまたしても「神」が出現しようとはなぁ。
しかもキ○グスラ○ムみたいな事になってるし…;
そして妹同様、あさとの方もやはり「神」は苦手らしい。
どんな時でもその態度を崩さないお狐様が動揺しまくってる姿が面白すぎる!
…実はこの作品の最強キャラって幸仁なんじゃね?

紅い女の干渉とか雨香のアレとか、確実に物語が進んでる感があったけど、
何よりも印象的だったのは…やっぱり、ね。ああもう泣けてくる。

◆StoryI◆
予言の異能者・御影粒良に協力する形で訪れたとある晩餐会。
この作品においてはまあいつもの事とはいえ…相変わらず反吐が出そうな内容だなぁ。
戸羽の父親も参加者も、どう考えてもイカれてるとしか思えない。
小田桐の反応は…まあ常識的と言えば常識的だけど、
戸羽のやろうとしたことはある種順当だよなぁとも思う。

しかし御影のスタンスに内心で激高する傍ら、
繭墨の用意した"包帯"はきっちり使用するあたり、小田桐も大概だよね…。
もちろん"起こそうとする"事と、"起こってしまった"事では明確に違うし、
"紅い女"の接点を絶つという大義名分もあるけれど、どうにも言い訳臭くてね。

◆StoryII◆
あさとUZEEEEEEEEE!
いくら事実だろうがなんだろうが、
綾に吐いたセリフの数々がムカつくったらありゃしない。
それだけに七海の行動には実に胸がすっとしたけれど!
あさと相手にこんにゃくで引っ叩きまくる七海がパねぇっす。
正直七海はそれほど好きなキャラではないのだけど、今回ばかりは喝采したい。
でもくいもんは粗末にすんな;

後の幸仁の件も含めて、珍しく非常に楽しくて可笑しい話だったけれど、
"紅い女"の件が片付くまでは、これが最後の日常風景なのかなぁとしんみりしてしまう。
繭墨の昔語りもやけに印象的だったしねぇ。

◆StoryIII/IV◆

▼▼▼クリックで感想を全て表示(ネタバレ注意!)▼▼▼



横線2
<12巻の感想を読む>
<10巻の感想を読む>
<9巻の感想を読む>
横線1

非常に励みになりますので、もしお気に召して頂けましたらクリック頂けると幸いです。
     
FC2 Blog Ranking     
にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

読了感想:部活アンソロジー2「春」

   
 【本日の感想】
 
部活アンソロジー2「春」
   著者:※別記
   挿絵:※別記(表紙:のん)
 レーベル:ファミ通文庫
 my評価:A ※作品毎にも別記

横線1
窓の向こうの美しいものを見守る共犯関係の二人を描く、
野村美月『鑑賞部の不埒な倫理』、日日日『根暗男子のバスケットボール』、
田尾典丈『インセンシティ部』、田口仙年堂『輝け、モ部! -Flash mob-』、
岡本タクヤ『僕たちの部活動はまだ始まったばかりだ!』のWEB掲載作に
文庫『僕学』に繋がる掌編、石川博品『地下迷宮の帰宅部』を加えた
全七篇でお贈りする、努力と情熱の先にある何かが垣間見える部活エピソード集第2弾!

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
先月の「青」に引き続いた部活アンソロジー第二弾、「春」。

例によってヘンテコな部活だったり部活といっていいのか微妙なのもあったり…。
やはりもう少し部活っぽさを前面に押し出しても良かったかなぁ、と。
僕はどちらかというと今巻の「根暗男子のバスケットボール」みたいな
部活部活した作品を期待してたんだけどね;(作者が作者だけに若干捻てはいるものの)
泥臭いお話良いじゃない!
もっとも、前巻を読んだ時点で普通の部活モノを期待するのは
筋違いなのかもしれないけれど;

一応フォローしておくと、話そのものは結構面白かったので、個人的にはそこは満足。

   :

以下、作品毎の簡単な感想です。


◆鑑賞部の不埒な倫理◆
 著者:野村美月
 挿絵:千田衛人
 評価:A

へ、変態だーーーーーーー!!×2
美術部を隠れ蓑にし、窓の向かいの合奏部の好きな人を鑑賞しようという真田とルチアが
変態すぎてやばい。とりあえず十分にキモいストーカーだとオモイマスヨ?

オチについては…真田とルチアという関係を見ていた読者としては
結構ニヤリとするんだけど、美園からしたら本当に訳がわからないだろうね;

「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
 告白してきた相手にOKを出したと思ったらその時点でフラれていた

…うん、本当に訳がわからない。

◆根暗男子のバスケットボール◆
 著者:日日日
 挿絵:こずみっく
 評価:A+

バスケ部に入った、とある根暗中学生男子の物語。

ああもう、このクズ顧問(とそれにへつらう一軍メンバー)が本当にイライラする!
指導者として無能なだけならまだしも、気に入ったか否かでレギュラーを選定し、
まともにバスケをやる気もないくせに二軍に雑用を押し付けるとか、最悪すぎる。
え、これなんの社会の縮図?

そんな状態の部内で、唯々諾々と雑務をこなす二軍の主人公が、
空気は読めないけどひたすらにひたむきな後輩君や、ヒロインの声援にあてられて
少しずつ行動を起こしていく姿に燃える!
試合の最後で彼が取った行動は、これからの彼の生き方にとって
とても重要な転機になるんじゃないかな。

◆インセンシティ部◆
 著者:田尾典丈
 挿絵:RiE
 評価:A

何よりも言いたいことはただひとつ。

 お前ら全員爆発しやがれ!!!

まあそれはそれとして、最後の依頼は絶対そうくるだろうなあと先が読めたけれど、
これはこの先が読める感がまた良いんだろうね。
この作者様の作品は着眼点が面白いと思う。

◆輝け、モ部! -Flash mob-◆
 著者:田口仙年堂
 挿絵:パセリ
 評価:B

インセンシティ部の後にこの作品が来るのは何かのあてつけなんだろうか…;
普通で平凡であることを目一杯楽しんでるのも良いし、
例えモブでも主役になることはできる、というのも良いけれど、
ちょっと話がメタっぽいかなあ;

◆僕たちの部活動はまだ始まったばかりだ!◆
 著者:岡本タクヤ
 挿絵:(なし)
 評価:A

先日発売された「僕の学園生活はまだ始まったばかりだ!」の前身作品。
長編と比べると、高橋と佐藤のなんとも笑えるやりとりは弱いけど、
相変わらずの馬鹿馬鹿しさ全開の各種部活動に苦笑してしまう。
長編の方が面白いと思えるならこっちも楽しめると思う。(当たり前か;
名前は違ってたけど、いらん叙述トリック仕込む探偵ってこっちの頃からいたのね;

長編のスピンアウトの方は…ちょっとしんみり。

◆地下迷宮の帰宅部◆
 著者:石川博品
 挿絵:nauribon
 評価:A-

異世界に召喚され、地下迷宮のモンスター達の将軍となった男子学生のお話。
………この本部活アンソロジーだよね?( ゚д゚)

と読み進めて暫くは思ってたんだけど、
仲間同士でトラブルばかり起こす部下のモンスター達をまとめるために
部活を作って…というところでなるほど、と思わされた。
最初こそその部活でもトラブルばかりだったけれど、
最終的には和気藹々とした雰囲気となってなんだか微笑ましくなっただけに、
あのオチは…さすがに凹む。
主人公の所属していた部は、結局はそういうことなのかと。

面白いとは思ったけど、ちと後味が苦いねこの作品。

横線2
<1巻の感想を読む>
<SとSの不埒な同盟の感想を読む>
<僕の学園生活はまだ始まったばかりだ!の感想を読む>
横線1

非常に励みになりますので、もしお気に召して頂けましたらクリック頂けると幸いです。
     
FC2 Blog Ranking     
にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

読了感想:サイコメ3

   
 【本日の感想】
 サイコメ3
殺人希と期末死験
   著者:水城水城
   挿絵:生煮え
 レーベル:ファミ通文庫
 my評価:A

横線1
仮釈放の懸かった期末試験も近いある日、転校生がやってきた。
異例の入獄となった人物は神谷綾花!
「やっと会えたね、お兄ちゃんっ!」と笑顔の妹に京輔は愕然。
しかし、兄に会いたいがため殺人未遂を起こしてしまった綾花の心境を知り、
京輔は深い自戒とともに周囲の殺人鬼から綾花を守る決意をする。
一方、京輔の最愛の人"アヤカ"が妹と知った氷河煉子の様子が一変し……。

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
遂に妹ちゃん参戦!のサイコ×ラブ×コメディ第三弾。

綾花がプルガトリウム更生学院に来るまでにきっと多数の犠牲者が出たんだろうなぁ…
と思わせる前巻ラストの結末に反して、意外や意外、死傷者0。
殺人未遂で投獄されたというオチでした。
…しかし京輔や鋭利といい、この学院、殺人数0の学生も結構いたりするのかしら。
だからどうしたというわけでもないのだけど。

そんなヤンデレ気味な妹ちゃんが参戦し、
京輔の周りはそれはそれはカオスで殺伐な事になるのだろうと思ったけれど、
想像いていたよりは普通で、これまた意外。
(ただしあくまでも"想像していたよりは"という点である事に注意)
まあこれは綾花がどうこうというより、
煉子達が寛大だったと言うべきなのかもしれないけど。
とりあえずこの兄妹は人目を憚らずいちゃいちゃしすぎだと思います!
…まあ綾花と京輔のそれぞれの感情には絶対的な差があるんだけどねぇ。ヤンデレコワイ。

そんな感じでそれなりに殺伐とはしつつも思ったほどではなく、
意外と綾花と煉子が良い感じに落ち着いてきたかと思ったら…
まあそうは問屋が卸すはずもなく。
京輔の行動は至って当たり前なのだけれど、
ヤンデレさんの価値観にかかればこうなるよなぁ。
暴走状態(ある意味こっちが平常なのか?)の綾花が
洒落にならないレベルでおっかない。
1巻の煉子とか、2巻の紗魔夜も大概だと思ったけど、
それ以上に死の危険を感じたのは気のせいじゃないはず;

とりあえず綾花のヤンデレ具合もだいぶ(悪い意味で)印象的だったけど、
個人的にはヤンデレ綾花相手に一歩も引かない舞那や、
綾花への(若干過激な)説得に当たった煉子が特に印象的だった。
京輔という存在を中心に、着実に成長してるなあと実感させられる。
…鋭利? ああうん、今回結構素直になってる部分もあったし、
彼女も成長してる…んだとは思うけど、料理に引き続いた駄目っ子具合の方が印象的で;
そうそう、綾花が舞那の事をあざといあざとい言ってたけど
真 に あ ざ と い の は 鋭 利 み た い な キ ャ ラ の 事 を 言 う ん だ ぜ ?

そしてそんなあざとい鋭利ちゃんが大好きです!

   :

紗魔夜が弁当に仕込んだモノについてはあまり深く考えない事にしておく;


横線2
<4巻の感想を読む>
<2巻の感想を読む>
<1巻の感想を読む>
横線1

非常に励みになりますので、もしお気に召して頂けましたらクリック頂けると幸いです。
     
FC2 Blog Ranking     
にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

読了感想:"花散里" ヒカルが地球にいたころ……8

   
 【本日の感想】
 "花散里"
ヒカルが地球にいたころ……8
   著者:野村美月
   挿絵:竹岡美穂
 レーベル:ファミ通文庫
 my評価:A+

横線1
母との別れを支えてくれた葵を、妙に意識してしまい動揺する是光。
そんなところに、「ぶ、文化祭の実行委員に、赤城是光くんを、推薦します」
みちるの発言に始まり、月夜子主催の日舞研の出し物、
朝衣の特別警護班への参加要請と、文化祭の準備に奔走するハメになってしまう。
学校行事には慣れない上に、クラスメイトには避けられ、帆夏も何故か素っ気ない態度。
そんな時、資料を差し入れてくれる、正体不明の援助者が現れ――!?

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
最近は(でもないけど)頭条が面白キャラすぎて困るな!
葵にうるさいと言われて凹みまくりの頭条に申し訳ないとは思いつつも
笑いがこらえ切れない。
いや彼も彼で色々思う所はあるんだけどね、葵が絡むとどうにもこうにも;

今回のイベントは、学校行事の華・文化祭!
みちるにクラスの文化祭実行委員に推薦され、成り行きで委員を務める事になる是光。
柄じゃないと言いつつも、それでも仕事を果たそうとする真面目さは、
是光の美点だよなぁといつも思わされる。
クラスメイトが是光を怖がって、手伝いに参加しないというのがちょっと切ないけど、
それでも少しずつ参加メンバーが増えてくる事に安堵する。
(この裏で動いてくれていた子がね、また健気やわ…)
そんな感じで準備が順調に進む中、間際になってまさかのトラブル。
最早本番に間に合いそうにないという絶望的な状況で、
是光が見せる陣頭指揮が、格好良いといったら!
そしてこの事をきっかけに、少しずつではあるけど、
是光がクラスメイト達から受け入れられてくることに胸が暖かくなる。
まだまだぎこちない部分もあるとは思うけれど、
是光が"笑える"ようになってきたことはほんと良かったと思う。

そんな文化祭の準備と平行し、進む痴情のもつれ(?)。
是光と葵と、帆夏のすれ違いが見ていてやきもきしてくる。
ああもう誰も彼ももうちょっと素直になれば良いのに!
最近は是光のハーレムキング化が著しいけど、
それでもやっぱりこの手の事にはまだまだという部分が。
せめて葵の事はヒカルフィルターを通さずに見て欲しい!

そして今回のメイン、"花散里"こと花里みちる。

▼▼▼クリックで感想を全て表示(ネタバレ注意!)▼▼▼


   :

今回のラストでは遂に帆夏と葵の全面対決!
それだけでも波乱が起きそうなのに、"彼女"が帰ってくるというメール、
そしてその"彼女"の裏にいるあの男。更には次巻のタイトルが「六条」ときたもんだ。
もうこれは大波乱の予感しかしないね。続きが気になる!


…なんてところで終わりつつも、最後の最後のおまけ短編で全て持ってかれたよ!
いやこれはニヤニヤしまくりでやばいやばいやばい。
朝ちゃんが可愛すぎてちょっとこれどうしたらいいんですか!
(まあそれでもドSなことに変わりはないのが朝ちゃんらしい;


横線2
<9巻の感想を読む>
<7巻の感想を読む>
<6巻の感想を読む>
<5巻の感想を読む>
横線1

非常に励みになりますので、もしお気に召して頂けましたらクリック頂けると幸いです。
     
FC2 Blog Ranking     
にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

読了感想:理想のヒモ生活4

   
 【本日の感想】
 理想のヒモ生活4
   著者:渡辺恒彦
   挿絵:文倉十
 レーベル:ヒーロー文庫
 my評価:A+

横線1
シャロワ・ジルベール双王国より、ついにフランチェスコ王子とボナ王女が来訪する。
朗らかに笑いながら、何かとトラブルを連発するフランチェスコ王子に
善治郎は振り回されがち。
そんな中、善治郎のもとに衝撃的な報告が入る。愛息、カルロス=善吉王子が発病。
病気の程度は九割方助かるというが、その高い生存率が逆にネックとなり、
貴重な魔道具『治癒の秘石』の使用は認められない。
そこに、フランチェスコ王子が自分の持つ『治癒の秘石』を
カルロスに使っても良い、と提案してくる。
そこでフランチェスコ王子の「血筋」が明らかになる-----。

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
異世界で全くヒモらしくないヒモ生活を送る現代サラリーマンのお話第4弾。
ちなみに↑のあらすじは公式サイトより引用したものですが、
意図的に一文だけカットしてあります。
てか公式のあらすじでアレはネタバレ度高すぎやしませんか;

ついに来訪した双王国のフランチェスコ王子とボナ王女。
否応なしに緊迫感が高まるものの、それはそれとして、
普段通りに仲睦まじい善治郎とアウラにニヤニヤしてしまう。
息子の音楽の好みで言い争いをする様子が可笑しくて可笑しくて、ね。

来訪した王子と王女については、
「脳天気な馬鹿(王子)」とそれに振り回される「気弱で真面目な学級委員長(王女)」
という善治郎の感想がストレートすぎて思わず噴いた。
実際これはボナ王女に心底同情せざるを得ないよなぁ…。
そんな生真面目な割には自分の趣味の話題になると途端に目を輝かせて、
饒舌になるあたりが非常に親しみやすくて好感を覚える。
やだこの子かわいい。…若干めんどくさくもあるけど;

フランチェスコ王子については…ネタバレを含むので後ほど。

   :

今回はボナ王女のその一般庶民的な親しみ易さから、
無自覚に少し失態をやらかしてしまった善治郎。
そういう意味ではやや頼りない部分はやっぱりあるものの、
彼の真価はその発想の柔軟さだよなぁと思う。
1巻で見せた発電機ごと現代道具を異世界に持ってこようという発想もそうだけど、
「時間加速(遡行)」と「異界転移」の魔法を組み合わせて
現代のインターネットに繋げないか…という発想は全然思いもよらなかった。
(とはいえこれは結局無理だったし、発想云々については
まあ僕の頭が固すぎるだけという説も無きにしもあらず)
こういう主人公だからこそ、(良くも悪くも)次はなにをやってくれるのか、
先が気になってついついページの止め所がわからなくなるんだよね。

そして前巻からちょこちょこと描写されてたチャビエルと竜のお話。
次巻ではようやくこの話がアウラ・善治郎側と交錯しそうな感じ。
普段と毛色の違いそうなこのお話がどう調理されるのか、
期待7割不安3割といったところかな。

あ、駄メイド×3のおまけは今回も和むよ!
以前はぷ○ぷよやってたけど今回はゴルフゲーム…
ハードは多分P○Pだと思われるので、み○ゴルあたりかしらね;

▼▼▼クリックで感想を全て表示(ネタバレ注意!)▼▼▼



横線2
<5巻の感想を読む>
<3巻の感想を読む>
<2巻の感想を読む>
<1巻の感想を読む>
横線1

非常に励みになりますので、もしお気に召して頂けましたらクリック頂けると幸いです。
     
FC2 Blog Ranking     
にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

読了感想:初恋コンテニュー

   
 【本日の感想】
 初恋コンテニュー
   著者:なかひろ
   挿絵:wingheart
 レーベル:ガガガ文庫
 my評価:A

横線1
この世にはクソゲーやバグゲーと呼ばれ、歴史から削除されたゲームがある。
そんなソフトばかりが発売され続けたことで、誰からも見向きもされず話題にあがっても
『ゴミ捨て』などと揶揄されるだけのゲームハードも存在している。
主人公・綾野 海の妹・空はそのハードにあまりにも熱中していた。
彼女はゲームをこよなく愛し、
どんなに理不尽なソフトでも楽しんでプレイしてきたのだ。
……自分自身がゲームに取り込まれるまでは――。
ゲームに疎い兄が妹を助けるためにゲームの世界で大奮闘!

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
恋愛SLGの世界に取り込まれてしまった兄妹の、
萌えて燃えられるデスゲーム風ラブコメ物語!
取り込まれたゲームはとき○モ、
ゲーム内で海がプレイしていたゲームはどうにもヨ○ガを想起してしまう…;

ゲームの世界から脱出するために、ヒロインを攻略すべく試行錯誤していく様子が
(不謹慎とは思うけど)なんだかワクワクして楽しい。
その上で攻略しやすそうなキャラではなく、
主人公たる海が特に好意を持っている相手を狙っていく、
というのは一本芯が通っていて良いけれど、
もうちょっと柔軟に行ってもよかったんじゃないかなあ、
なんてことをアサヒからの告白を断った時に思ってしまった。
(それでゲームクリアにならない、という確約があったというならともかく…)
まあなんにしても、ゲームクリアのためには
海のヒロイン攻略を成功させなければならなくて、
それを複雑に感じつつもそれでもサポートの立ち位置を貫く
空の健気さがいじらしくて可愛すぎる。
え、この主人公なに野球部のマネージャーにうつつ抜かしてんの?(※脱出の為です)

少しずつ友利の攻略を進めするものの、結局は失敗してゲームオーバーとなり、
失敗におけるペナルティが「段階的にゲーム世界に完全に取り込まれる事」を知る二人。
明確なペナルティを理解し、二回目の攻略を試みるも、
中々思うようにイベントが進まない状況にやきもきしてしまう。
そして攻略進展の鍵が現実で海が負った大怪我にあるのでは…
という考えが出てくる辺りから話が痛くなってくるんだよなぁ。
空はなんとかして怪我を負わせずに進めたいと頑張っているのに、
海はどうしたら効果的に怪我を負うことが出来るかという事を裏で考えていて、
最終目的は同じなのにすれ違う二人が見ていて辛い。
妹を泣かせるんじゃありません!と言いたい部分と、
現実に戻れるか否かという大問題が懸かってる部分とがあるのがね。

▼▼▼クリックで感想を全て表示(ネタバレ注意!)▼▼▼



   :

ドリームメモリーズの世界に取り込まれたお話はひとまずの終わりを迎えたけど、
また色々と謎が残った感じ。
ゲーム世界のあの人のこととか、ゲーム世界に誘った存在とか…。
続きが出るのか、出たとしたら今度はどう展開させるのか、気になるなぁ。

横線1

非常に励みになりますので、もしお気に召して頂けましたらクリック頂けると幸いです。
     
FC2 Blog Ranking     
にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

読了感想:大日本サムライガール5

   
 【本日の読了】
 大日本サムライガール5
   著者:至道流星
   挿絵:まごまご
 レーベル:星海社FICTIONS
 my評価:A-

横線1
左翼アイドル・槙野栞が加わり千歳も凪紗もアイドル活動を本格化させ、
ますます活気づくひまりプロダクション。
芸能事業が順調に推移するなか、日毬たち日本大志会は政権奪取に必須である
メディア対策のため、記者たちの"インナーサークル"設立に動き出す。
一方、さらなる事業拡大を目指す颯斗は、
国民的天才アイドル・片桐杏奈の移籍をめぐり、
芸能プロの筆頭・西プロダクション相手に争奪戦を開始する!!

※本誌裏表紙あらすじより

横線1

◆総感◆
"政治・経済・芸能"エンタテイメント、知略縦横の第5巻!

左翼アイドルというだいぶアレな感じの新メンバー・槙野栞。
日毬とは口喧嘩が絶えない…ものの、やっぱり仲良いだろこの二人。
思想こそ(一応は)対極にあるものの、根っこの部分ではお互い認めてるあたり、
素直じゃないなぁと苦笑してしまう。
やはり栞というキャラが出てきてだいぶ味が出てきたと思う。
正直結構めんどくさいとこがなくもないけど;

今回の話の中核は、片桐杏奈の移籍のお話…なんだけど、
この辺は後ほどのネタバレ感想にて。
まあそこまでバレてないとは思うけど、一応ね;

「きれいなネット政治推進協会」も運行しだし、そこに政党として並ぶ日本大志会。
加えてインナーサークルも設立させ、
ようやく本来の目的である政権奪取に近づいてきた感があり、ワクワクしてくる。
更には大手政党や公安から日本大志会へのアプローチがあったりと、
世に対する影響力の大きさが目に見えて表れてきてるよね。
まあそのアプローチへの日毬の直接的な態度は実に彼女らしいけど、
それでも裏ではうまく利用できないかという可能性も模索してるなど、
成長ぶりが伺えてちょっと感慨深くなったなぁ。
でも個人的には直情的にカチコミかますくらいの方が好きだったりする;

最後に荘司が連れてきた場所は…
彼がどういった思惑でこんなところに連れてきたのはわからないけれど、
これが日本大志会にとって、そして日毬にとってプラスとなるのかマイナスとなるのか、
非常に気になるところではあるね。
あれだけ日毬に心酔してる人だし、そこまでおかしな事にはならないと思うけど、
杏奈に対しての挙動不審な態度もあったからなぁ…。

▼▼▼クリックで感想を全て表示(ネタバレ注意!)▼▼▼



横線2
<4巻の感想を読む>
<3巻の感想を読む>
<2巻の感想を読む>
<1巻の感想を読む>
横線1

非常に励みになりますので、もしお気に召して頂けましたらクリック頂けると幸いです。
     
FC2 Blog Ranking     
にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

読了感想:烈風の魔札使と召喚戦争

   
 【本日の読了】
 烈風の魔札使と召喚戦争
   著者:森田季節
   挿絵:クロサワテツ
 レーベル:オーバーラップ文庫
 my評価:B

横線1
「俺はこの国を救うために、ここに来たんだ」
大人気カードゲーム「ネオアルカディア」の
実力派プレイヤーとして頭角をあらわしていたエイジは、
正体不明の少女芹香との出会いをきっかけに、
ゲームと同じ名前を持った異世界へと召喚される。
その世界ではゲームのようにカードから精霊を召喚する
<魔札使>(マージ)達の戦争が繰り広げられていた。
エイジは自分に助けを求めた騎士の少女リッカや彼女の仕える侯国を助けるため、
これまでに蓄積した経験を活かし、未知の世界での戦略を練り始めるのだった。
召喚霊が激突し、魔札使たちの駆け引きが交錯する戦場でいま、新たな伝説が始まる!

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
異世界召喚×カードゲーム×戦争の新感覚ファンタジー!

トレーディングカードゲーム・ネオアルカディアと酷似した戦争が行われている異世界。
ネオアルカディアの上位ランカーである主人公・エイジが、
その腕を請われて(?)異世界に召喚され、
その実力で滅亡寸前の国を救っていくという、
王道ながらも独自要素を盛り込んだ展開に心躍らされる。
展開そのものは非常に僕好みで、面白いと思う…んだけど、
どうにも今ひとつノりきれないというか、もやもやするというか。
多分、異世界でのカードを用いたバトル(戦争)と、
カードゲームとしてのルールの境界が曖昧だからなんだろうなぁ。

カードでデッキを構築したりとか、ユニット召喚にコストが必要とか
そういうTCG的要素が普通にあるのに、ユニットに数値的なパラメータが無い、
おまけにゲーム進行単位としてのターンの概念も無い。
もちろん、いくらカードゲームに酷似しているとは言っても
行われてるのはゲームでなく本物の戦争なのだから、
ある程度のファジーさはあって良いと思うのだけど、
実際のバトルに対してゲーム的なルールがどこまで存在して、
それがどう影響を及ぼすかの説明があんまり無いから、
エイジの戦術や強さというものをいまいちイメージしづらい。
例えば、エイジのデッキは速攻型だから序盤を切り抜けられるとジリ貧だ、
という感じの描写があったけれど、これがどういうルールに基づいて、
どういうカード構成にしてあるから、という説明が無く、
結果としての説明しかないからどうしてもイメージが曖昧になってしまう。
(まあ事細かに説明されてもそれはそれでくどい部分はあるのかもしれないけど)
僕自身、それほどTCGに造詣が深いわけじゃないから、
余計にそう感じる部分があったのかもしれないね。

しかしデッキの概念があってターンの概念がないのに
カードドローってどのタイミングで行うんだろう;
説明あったっけ…。
(さすがにこれを見落とした、ってことは無い…と思うんだけど)

   :

冒頭にも書いたけど、話のノリや展開そのものは面白かった。
でも見せ方がちょい説明不足だったかなぁという印象。
2巻になればもうちょっとイメージしやすくなるのかな。
次巻を買うかどうかは様子見で。

横線1

非常に励みになりますので、もしお気に召して頂けましたらクリック頂けると幸いです。
     
FC2 Blog Ranking     
にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

読了感想:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。7.5

   
 【本日の読了】
 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。7.5
   著者:渡航
   挿絵:ぽんかん⑧
 レーベル:ガガガ文庫
 my評価:A

横線1
奉仕部に送られてくるようになった「お悩み相談メール」、
そして平塚先生から持ち込まれた「結婚がらみ」の相談事……。
(八幡的には)不本意にも忙しい奉仕部。
その活動はコスプレ&「嫁度対決」からガチ格闘技対決まで、
多岐にわたりすぎて大変なことに。日々の些末な出来事にこそ、真実は宿る……!?
奉仕部&おなじみのキャラクターたちが
生き生きと輝く「いつもの日常」をたっぷりと!
アニメも大反響の「俺ガイル」、
大ボリューム書き下ろし&単行本未収録エピソードをぎゅっと詰め込んだ珠玉の短編集!

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
ちょ、表紙がまさかの女王様;
でも女王様の出番はあんまり無いという事実。
むしろ平塚先生が…静ちゃんが…!
それと関係ないけどこの作品の略称ってやっぱりもう俺ガイルで確定なんすかね…。

7.5という巻が指し示すとおり(?)、今回は短編集。
あまり気を張らずに比企谷の捻くれっぷりを堪能できるのが素晴らしい。
(とかいいつつ本編の縮小版みたいな話も1個だけあったけれど)
コメディは気楽にゆるーく読めるのが一番いいと思うんだ。
つまりもう短編が本編で良いよね?

   :

以下、短編毎の感想です。
色々と収拾のついてない感想ですがご容赦を;

◆やはり比企谷八幡のおふくろの味はまちがっている。◆
平塚先生ェ…。


◆こちらとしても彼ら彼女らの行く末に幸多からんことを願わざるを得ない。◆
とりあえずタウン誌の結婚特集の手伝いを言い渡されるも
どうすればいいかわからず涙ぐむ平塚先生が可愛すぎるんだけど!
結婚特集の記事をどうするか、というところから
何故か嫁度対決というよくわからない展開に;
…平塚先生、強権発動いくない。
というか平塚先生のウェディングドレスの挿絵がないとはどういうことかと。
ごめんなさい折り込み口絵の裏にあるの気付かなかった…
(この感想更新した後に気付きました)これは大変良いものですな。
なんかゆきのんとか由比ヶ浜とか色々頑張ってた(?)けど
個人的には平塚先生に全てもってかれた印象です!

…そういえば結婚前にウェディングドレス着ると結婚できないと(ry


◆もちろん、比企谷八幡の優しさは捻くれている。◆
つまり材木座のソレは日本語になってすらいないt
(あーまあ僕が言えた事じゃないですが


◆ぼーなすとらっく!比企谷小町の計略◆
平塚先生…(´;ω;`)
もう…もう誰か貰ってあげて…。

とりあえず比企谷も作者様も千葉好きすぎだろ…。知ってたけど。
最後の罰ゲームは…由比ヶ浜と小町的にはアレだったかもだけど、
まあこれはこれで非常にらしくていいんじゃないかな!ほっこり。


◆思いのほか、比企谷八幡の勉強方法はまちがっていない。◆
もう完全に単一の人物からのラノベ相談になってないかしら;

あと結衣ちゃん、一応匿名なのに川崎さんって言っちゃってる、言っちゃってるから!


◆未だ、彼らは帰るべき場所を知らない。◆
由比ヶ浜のばったもn…もといお揃いのゆきのん…これは…グッド!!

柔道部から受けた依頼の解決は…まあいつもどおりの八幡節ということで。
本当に捻くれることなく捻くれすぎだよなぁこの主人公は。
あと材木座君がきもちわるいです。(汗的な意味で


◆それでも比企谷八幡のポジティブシンキングは歪みきっている。◆
これはガ○ガ文庫を褒めてるのか貶してるのか…;

そして猫ペディアさんが可愛すぎる件について。


横線2
<7巻の感想を読む>
<6巻の感想を読む>
横線1

非常に励みになりますので、もしお気に召して頂けましたらクリック頂けると幸いです。
     
FC2 Blog Ranking     
にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

お知らせなど
ようやく出張終わりました…。なんとか以前のペースに戻して行ければ、と思いました…が。

【ご案内】
このブログについて
リンクについて

ブログ3周年記事その1
ブログ3周年記事その2

since 2012/09
あくせすかうんと
プロフィール

木彫

Author:木彫
ラノベを主食とする駄人間。感想については感覚優先で書いてます。

※ツイッターはこちら

評価内訳
私的評価の内訳です。

A+…とても面白かった!
A …面白かった!
B+…まずまず満足
-- 満足or不満足のライン --
B …やや合わないかも
C+…あんまり合わないかも
C …相性が悪かった…


【補足】
※A+が最高評価ですが、そんなにレアな評価ではないです。一定ラインを超えて面白いと思えば気軽に付けてます。(なので同じA+の作品でも内部的には結構ブレがあったりしますがご了承下さい)

※基本的に評価はシリーズ二作目までにしか付けてませんので、こちらもご了承下さい。

▼2014/10/18以前▼
最新記事
最新コメント
カテゴリ
メール送信
管理人に何か連絡などありましたらこちらからご連絡下さい。

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
リンク(ラノベ関連)
リンク(その他)
ブログランキング
下記ランキングに参加してます。
よろしければぽちっと押して頂けると幸いです。


FC2 Blog Ranking

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。