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読了感想:聖剣の刀鍛冶16

   
 【本日の読了】
 聖剣の刀鍛冶
#16.Lisa
   著者:三浦勇雄
   挿絵:屡那
 レーベル:MF文庫J
 my評価:A+

横線1
隕鉄を集める旅に出るセシリー、ルーク、リサ。道中はさながら新婚旅行のような雰囲気だ。
途中、流星群が観測されたという噂のある軍国に立ち寄り、
シャーロットが流星の引き上げられた港まで案内してくれることになるのだが、
出発前に現れたのはシャーロットに扮した軍国の少女王ゼノビアで……。
一方、件の港には、新大陸からの女使者が交易を求めて、
海賊たちが荒ぶる海域を越えて来港していた。
港の男と渡り合う剛胆な彼女の正体は――!?
アリア・リサ再会までの300年を駆け抜ける、疾風怒濤の番外編、つかまつる!!

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
聖剣と魔剣を巡る物語、その後日譚。

綴られる後日譚に、ニヤニヤしたり、驚愕したり、泣きそうになったり…。
セシリーやルーク、その他キャラのその後に色々と感慨深さを覚えるものの、
なによりも印象的だったのは、やはり今巻の表紙とサブタイトルを飾るあの子。
前巻の最終決戦後~エピローグの間に何があったのか、
彼女が何を思っていたかを知る度に暖かさと切なさがこみ上げる。
この作品のタイトルが誰を指していたのかは前巻ではっきりしていたけど、
やはりこのタイトルは彼女にこそ相応しかったのだと、そう思わざるを得ない。

いや、本当に良いシリーズだったなあ。
今度こそ本当にこれで完結と思うと一抹の寂しさもあるのだけど、
ここは気持ちを切り替えて次のシリーズに期待するとしましょうか。
前巻の感想でも書いたけど、作者様他この作品に携わった皆様、本当にお疲れ様でした!

※以下、各番外編毎の感想です

◆番外編1「新世界からの女」◆
最終決戦後、隕鉄を集める旅に出るセシリー一行。
でも当のセシリー以外は新婚旅行としか思ってない事に笑ってしまう。
なんとか折り合いをつけて新婚旅行としても楽しもうとするも、
何をすればいいのか分からないというセシリーに対してのリサのアドバイスが
あまりにも単純明快にして超分かり易くて思わず噴いた。

「一口に新婚旅行と言っても、具体的に何をすればいいのかわからないな」
「簡単ですよ」
「へ」
「いちゃいちゃしてください」


そしていちゃいちゃした後のセシリーのノロケと言ったら!
初々しすぎるそのノロケ報告についつい破顔してしまう。
なんなのこのかわいいひとたち。

一応本来の目的である隕鉄集めのために軍国を訪れ、
そこで迷子になったセシリー(本人は否定)が出会った剛胆な女性。
その正体とは…まあ最初の名乗りでピンと来たけど(そりゃあの2文字で始まる姓は…)
やっぱり驚くものは驚いてしまう。死んでたわけじゃないのね、この人。
彼女とその家族の再会には…ああもう視界が滲むぜ…。

ヴァルヴァニルを再封印したと思ったら、今度は新たな脅威がもたらされた訳だけど、
あの苦難を乗り切った人達ならまあだいじょぶでしょ。

◆番外編2「すれ違う彼ら」◆
ヒルダ、ヘイゼルのいつものコンビと、
更にはドリス、マーゴット、ペネロペという珍しい組み合わせの一行。
まあヒルダヘイゼルとの組み合わせもそうだけど、
後者3人が勢ぞろいというのも最近では珍しいよなぁ。
でもこの3人の漫才的なやりとりが本来の組み合わせなんだよなぁとニヤニヤ。

そしてホレーショーとノアというもう一つのいつものコンビ。
てかホレーショーはともかく、ノアって生きてたのね…。

更にヒルダ組とホレーショー組からはぐれたユーインとヴェロニカという
これまた珍しい組み合わせ。
とりあえずこんな幼女とセットになったユーインが気の毒でならない。
不幸中の幸いなのは、ユーインがヴェロニカのお眼鏡に叶わなかった事かしら;
まあヴェロニカの変態幼女っぷりは相変わらずとしても、
一応ノアに対しての信頼…っぽいのも見え隠れしてるしね;
ノアとヴェロニカについては、色々と歪んだ関係ではあるけれど、
これはこれで良いコンビなのかもしれない。
(そこは番外編3で驚愕の事実が明らかになるんだけどね!)

◆番外編3「聖剣の刀鍛冶」◆

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横線2
<15巻の感想を読む>
<14巻の感想を読む>
横線1

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読了感想:クラッキング・ウィザード

   
 【本日の読了】
 クラッキング・ウィザード
鋭奪ノ魔人と魔剣の少女
   著者:紫藤ケイ
   挿絵:夕仁
 レーベル:このライトノベルがすごい!文庫
 my評価:A+

横線1
天空都市《ヴァラスキャルヴ》の一画で探偵を営む主人公・ヴァルは
《鋭奪ノ魔人(クラッキング・ウィザード)》の異名を持つ
天才的グラムハッカー(魔術探偵)。
そんな彼の元に魔術器具会社の社長令嬢エーレフォーアがやってきて、
母の形見である腕輪の奪還を依頼する。
超おてんばな彼女にてこずりながら仲間の情報屋やハッカーの力を借りて
腕輪のありかを突き止めるが、その裏にはある人物の黒い思惑が……。

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
天空都市を舞台にした、電脳魔術バトル開幕!
…正確には電脳とは違う気がするけどその辺は雰囲気で察して;

皮肉屋というか、若干斜に構え気味な主人公・ヴァルと、
直情径行で若干おバカなお嬢様・エーレフォーアの凸凹なやりとりが面白い!
やりとりというか、エーレフォーアが一方的に
言いくるめられてるだけという気がしなくもないのだけど;
更にそこにケルベロスの良いツッコミ(追い打ち?)が入るのが可笑しすぎる。
てかなにこのわんこ、ちょっと一匹(三匹?)欲しいんだけど。
でもその名前の付け方はどうかと思うよ! 主に最後の一頭;

ひょんな事から知り合ったエーレフォーアの依頼で、
彼女の母の形見であるとある腕輪の奪還を試みることになるヴァル。
腕輪の在処の最有力候補である超巨大企業を相手に、
魔術侵入(ハッキング)を試みるヴァルと協力者ハッカー達が熱い!
繰り広げられる電脳魔術バトルにワクワクさせられる。
エーレフォーアもエーレフォーアで、大剣片手に暴れまわる姿が痛快で良い。
しかしヴァルから借りたモノクルを着けて、「頭が良さそうに見える」とか
言っちゃうあたりもう完全に頭良くないよねこの子と思わなくもない。
でもそこが可愛いかったりする。

でも肝心の目的のモノはなかなか手に入らず。
おまけに外法集団・スレイプニルなんて組織も絡んできて、
止む無くヴァルへの協力をとりやめるランバルディ達が辛い。
何よりも辛いのは、"仕方ない"などと自分に言い聞かせてはいても
そのショックを隠しきれていないヴァルなのだけれど…。
そんな状態で仕事を続ければ確実に身を滅ぼすのは必定であり、
だからこそエーレフォーアもヴァルを案じて依頼を取り消したのだけど、
ヴァルにとってそれはエーレフォーアからも見限られたと思えたのかも。
そう考えるとほんと切ない。
(最終的にはその気遣いがヴァルにとって良い方向に作用するのだけどね)

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いや面白かった!
同作者様の「紅炎のアシュカ」という作品も世界背景が共通らしいので、
余裕があったらこっちも読んでみようかしら。

横線1

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読了感想:睦笠神社と神さまじゃない人たち

   
 【本日の読了】
 睦笠神社と神さまじゃない人たち
   著者:深沢仁
   挿絵:Nardack
 レーベル:このライトノベルがすごい!文庫
 my評価:A-

横線1
高校一年生の冬基は、睦笠神社の神主である祖父と二人、
神事をこなしつつ平穏な日々を送っていた。
そんなある日、冬基は弱ったイタチを助けたのだが……。
「我は、天と混沌の者である! 我のことはライと呼ぶがいい!」
――イタチは謎の美少女ライへと変化、神社に居座ってしまう。
美少女の登場と共に息を潜めていた物の怪たちが暗躍を始め、
奇妙な事件が起こり始める……。

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
神社蘊蓄満載のちょっと不思議なおはなし。
ためになる(かどうかは人によるけど)神社知識がいっぱいです!

朝目覚めると、布団の中に美幼女が…!
なんていう展開なのに平然としている主人公・冬基の豪胆さに惚れ惚れする;
(別に驚いていない訳ではないのだけどね)
しかもその幼女は助けたイタチの変化した姿という非日常全開な展開なのに
やっぱり平然としている主人公にむしろこっちが驚くよ!
なんでこんな淡々としてるんだろう;
そんな淡々とした冬基と、不遜だけど憎めないライ、
独特なノリの冬基の幼なじみ・絢乃の、少しだけ不思議な、
でもごく当たり前の日常の雰囲気が良いんだよなぁ。
(不思議要素がある時点で当たり前の日常じゃないよ、というツッコミはさておいて)

でも冬基の住む睦笠神社に不穏当な内容の絵馬が掛けられていた事と同時期に、
冬基のクラスメイトが不幸な目に遭い始めるあたりから段々と話がきな臭くなってくる。
いくら内容が不穏当とはいえ、絵馬に願掛けされた位でそんな不幸は降りかからない、
とライは言うものの、どうしたって偶然で済ませるには
ちょっとタイミング良すぎだよなぁという展開にハラハラさせられる。
おめでとう!クラスメイトのビッチギャル(失礼)はツンデレに進化しました!(違う

そんな不幸なクラスメイトの事件はひとまず解決の目を見るものの、
その事件の黒幕である妖が睦笠神社に現れて、話は一気に急転直下。
この事件は確かに冬基が一人犠牲になればそれで済む話ではあるのかもしれないけど、
迷うことなく自分を犠牲にできる冬基はどこか壊れてるとしか思えない。
でもそんな冬基を助けるために奮闘するライと絢乃がまた格好良い。
…あれ、実はこの作品の主人公ってライと絢乃なんじゃね?

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   :

この不思議な雰囲気は結構好きだし、ライと絢乃も可愛いんだけど、
肝心の主人公たる冬基がちょっと淡々としすぎてて
話にノりきれない部分があったかなぁ。
そんな性格だからこそ、絢乃達とのやりとりが面白いと言える部分もあるけれど、
そこは個人的に若干残念だった。

横線1

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読了感想:異世界チート魔術師

   
 【本日の読了】
 異世界チート魔術師
   著者:内田健
   挿絵:Nardack
 レーベル:ヒーロー文庫
 my評価:A+

横線1
普通の高校生の太一と凛は、突然、光に飲み込まれてしまう。
気がついた時に二人は剣と魔術の異世界にいたのだった。
いきなり魔物に出くわすが何とか難を逃れ、
冒険者のアドバイスを受けてギルドに向かう二人。
そこで、二人はとんでもないハイスペックの魔術量を有していることが判明する。
普通の高校生から、いきなり最強チートな魔術師に。
火を。風を。夢のような超常現象を自らの手で生み出す感動。
まるでスーパーマンにでもなったかのような、想像をはるかに超える圧倒的な身体能力。
平和な国からやってきた太一と凛の、異世界での冒険譚が始まる。

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
現代高校生×2が異世界に召喚されたら最強魔術師になってました…そんなお話。

突如異世界に召喚されてしまう現代高校生の太一、そして凛。
何が起こったかも碌に理解できないまま、
明確な殺意を持った魔物に襲われて絶体絶命の窮地に陥る事に肝を冷やしてしまう。
結果を見れば、運良く出くわしたハイレベル冒険者達に助けてもらって
なんとか窮地を脱する事になるものの、バラダー達の助けが来る前に、
自らを盾として凛を守ろうとした太一の行動には賞賛を送りたい。
確かに自己満足といえば自己満足、実際問題凛には不興を買ってるものの、
死の恐怖を前にしてもその行動が取れるのは、やはり格好良いと思うなぁ。
…しかし不興を買ったとはいっても、凛も同じこと考えてたんだから
それを理由に怒るのはちょっと筋違いのような気が;

バラダー達に近くの街まで送ってもらい、
当面の生活費を稼ぐために冒険者ギルドの門を叩く二人。
当然普通の冒険者みたいに戦闘をこなせるわけもなく、
あくまでも雑用的な仕事を目的にしていたのだけれど、
ギルド登録に当っての適性を測るに当たり、
二人とも信じられない程の魔術師としての適性がある…という事がわかってから
一気に面白くなってくる!
ギルドマスターの判断で、超一流の魔術師・レミーアに預けられる事となり、
そこで少しずつ、でもこの世界の常識では信じられない速度で
魔術をモノにしていく事にワクワク感が止まらないんだよなぁ。
たった一ヶ月で一流冒険者に引けをとらない強さに成長した凛もさる事ながら、
たった一人で国を滅ぼせるとの評価を下された太一の強さがトンデモすぎる。
異世界に飛ばされた時に襲われた魔物(決して弱い訳ではない)を、
文字通り瞬殺してみせるのがあまりにも印象的だった。

二人が再びギルドに戻り、足を突っ込んだ人助け。
これだけのチートな能力を手にした二人が苦労するわけもないと思っていたけど、
力押しではいおっけー、とは行かない状況が面白い。
その裏打ちされた強さが根底にあったからとはいえ、
着実に事を運ぶ太一と、太一の期待に答える凛のコンビネーションが良いんだよなぁ。
そして最後に太一とバティスタで行われた一騎打ち、
これの結果についてはまあさすがに分かりきっていたけれど、
バティスタの愚直で実直なスタンスもあったせいか、
純粋に熱いバトルとして見ることができて、ニヤリとしてしまう。

   :

現代とこの世界の類似性(主に食品関連)とか、何故召喚されたのか、
何故ここまでの魔術適性が備わったのかなど、まだまだ謎も多い状態。
そして何よりも気になるのが、
太一のユニークマジシャンとしての能力が何なのか、ということだよねぇ。

しかし本気の能力が不明だというのに、その上で単騎で国が滅ぼせるとか
最早チートという言葉すら生温い気がする;
それだけに2巻以降の展開が気になる反面、不安もある。
チート能力にあかせて敵を瞬殺するだけじゃあ
さすがに途中から飽きてくるからね…。
(コメディ作品ならそれでも良いかもしれないけど)

横線2
<2巻の感想を読む>
横線1

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読了感想:ソードアート・オンライン13

   
 【本日の読了】
 ソードアート・オンライン13
 
アリシゼーション・ディバインディング
   著者:川原礫
   挿絵:abec
 レーベル:電撃文庫
 my評価:A

横線1
「咲け、青薔薇」
《公理教会》の象徴である白亜の塔《セントラル・カセドラル》、
最高司祭《アドミニストレータ》の待つ最上階を目指すキリトとユージオ。
ついに二人は、《金木犀》の整合騎士アリスと再び対面する。
しかし、キリトとアリスの《武装完全支配術》が暴走して塔の外壁を破壊、
二人はカセドラルの外へと投げ出されてしまう。
キリトと離ればなれになったユージオは、相棒の存命を信じ、単身塔を上り続ける。
そんな彼の前に現れたのは、
最古にして最強の整合騎士、ベルクーリ・シンセシス・ワン。
子供の頃から憧れていた伝説の武人を前に、ユージオは青薔薇の剣を抜く。
その決闘の結末は、一人の剣士の誕生により幕を閉じる。
キリト不在の中、ユージオは整合騎士の鎧に身を包み、瞳に冷たい光を浮かべ――。

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
キリトとアリスの激突により、
セントラル・カセドラルに空いた穴から外に放り出された二人。
とりあえず外壁に張り付いて落下死こそ免れたものの、
絶体絶命の状況であることは変わらない…というのにお前ら緊張感無いな;
(まあキリトだもんなぁ…;)
アリスの毒舌は容赦ないものの、キリトのマイペースな成分で中和されてるせいか
なんだか妙に可笑しくて仕方ない。
キリトに対して「こら!」とか怒るアリスのお母さんっぷりに噴いた。
さすがに外壁を登る道中、ミニオンに襲われた時は肝を冷やしたけれどね。

成り行きでアンダーワールドの真相をアリスに話すことになるキリト。
アリスにしてみれば到底受け入れ難い事実ではあるものの、
それを一蹴せずに聞き入れられるというのは彼女の強さ故なんだろうなぁ。
仮のアリス、というアドミニストレターに造られた、
本来のアリスとは別の記憶(人格)ではあるものの、
右目が吹き飛ばされるのも厭わず、神の支配に抗ってみせるその姿に心が震えた。
それだけに、後々本来のアリスに戻さなければならない事に切なさも覚えるのだけど…。

そうしてキリトとアリスが外壁で奮闘する傍ら、
セントラル・カセドラル内部に一人残されたユージオ。
単身塔を登る彼の前に現れたのは最強の整合騎士・ベルクーリ。
アリスをして一度も勝ったことがないという最強の騎士を相手に、
己の実力を賭けて一騎打ちに臨むユージオが熱いといったら!
ユージオのその成長ぶりには驚嘆せざるを得ない。
とりあえずあの元老長とかいう奴は心底ムカつくので
キリトでもユージオでもアリスでもベルクーリでも誰か斬り伏せてくれませんか?

そうしてようやく合流するキリト(&アリス)とユージオ。
今までもキリトが妙なフラグを立ててたし、
今回も口絵とかあらすじで色々バレまくりなので、
そのユージオの状態にはやっぱりか…と。
ええいユージオめ、あんなハニートラップに引っかかってんじゃねーよ、と;
とはいえ彼も彼で色々抱えてたみたいだからなぁ。
キリトに対しても決してプラス感情のみを持っていた訳ではないようだし。

ところでアリシゼーション編って何巻まで続くの…?
次はプログレッシブ2巻とのこと。プログレッシブも面白いのだけど、
何はなくともまずアリシゼーション編を終わらせて欲しいと思うのは僕だけだろうか;

   :

ちなみにどうでもいいんだけれど、クラスチェンジした口絵のユージオさん、
なんでこんな艷やかというか妙な色気を放ってらっしゃるのですか;
そしてそれ以上にどうでもいいんだけれど111Pの挿絵、
ベルクーリと至近距離で見つめ合っちゃってまあ。
おあつらえ向きに周りに(氷の)薔薇まで咲いちゃってるし、
ユージオさんがまるで別世界へ足を踏み入れてしまったかのようとか
ちょっと考えてしまった僕は首を括ったほうがいいなそうしよう。


横線2
<14巻の感想を読む>
<12巻の感想を読む>
<11巻の感想を読む>
<ソードアート・オンライン プログレッシブ2の感想を読む>
<ソードアート・オンライン プログレッシブの感想を読む>
横線1

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読了感想:対魔導学園35試験小隊5

   
 【本日の読了】
 対魔導学園35試験小隊
5.百鬼の王
   著者:柳実冬貴
   挿絵:切符
 レーベル:ファンタジア文庫
 my評価:A+

横線1
残存する魔力の脅威を取り締まる『異端審問官』の育成機関、通称『対魔導学園』には、
劣等生の寄せ集め部隊『第35試験小隊』が存在する。
二学期も終わりにさしかかった冬のある日、タケルたちは一人の少女と出会う。
極めて特異、極めて異端なSS級危険指定として、
最奥監獄に幽閉されているはずの彼女の名は草薙キセキ――
35試験小隊の隊長・草薙タケルの妹にして
不確定古代属性『百鬼夜行』と呼ばれる呪われた存在だった。
「――キセキを、殺してくれないかな?」
脱獄してまで叶えたい彼女の願いに、苦悩するタケルだったが――。
果てなき闇を切り裂く学園アクションファンタジー!!

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
これが…格差社会…!! …って2巻の感想でも同じこと言ってたな僕;
しかし今回は比べる相手がまた悪い。
しかも今回はその辺がより強調される服だし;
こうして見るとマリって貧しいというより絶無(ry

そんな感じでいつものノリはそのままに、
でも確実に成長している雑魚小隊の面々に頬が緩んでしまう。
ターゲットを取り逃がした、とは言っても誤射しないうさぎちゃんが素敵過ぎるでも誤射
しないうさぎというのもなんだかそれはそれで違和感があったりなかったりとか言ったら
噛み付かれるなうんきっとははは。
とりあえずSS級危険指定相手に好き放題コスプレさせる斑鳩さんは
相変わらずブレなさ過ぎてさすがとしか言い様がない;

そして今回の主役は主人公・草薙タケルと、
これまで存在だけはちらほら散見されたタケルの妹・草薙キセキ。
今までの内容から、まあ普通の境遇じゃあないんだろうなぁと
漠然と思っていた妹ちゃんだけど…これは…想像以上に重い。
SS級危険指定として最奥監獄に幽閉…というだけでもアレなのに、
その力の暴走から世界を守るために幾度と無く"殺され"てるとか
もう痛ましいと言うより痛すぎる…。
こればかりは異端審問会側だけを全面的に糾弾するわけにも行かないのだけれど、
それでもさながら実験動物か何かのような扱いには反吐しか出ない。
仮に正当性があったところで、キセキにとっては何の救いにもならないしね…。
最奥監獄を脱獄して、最愛の兄に会ってまで叶えたい願いというのが
"殺して欲しい"とかもう、ね。

タケルと小隊メンバーで脱獄したキセキを匿うも、
結局は異端審問会に回収されてしまう一行。
しかもその護送中に幻想教団の襲撃を受けるわ
果ては京夜が肝心の護送対象にちょっかいをかけるわで。
京夜は京夜で背負ってるものがあるのは分かったし、
吉水のために無理してるというのもあるから
心情的には憎みきれない部分もあるんだけど、
でもやっぱりキセキに対してやってることは逆恨みだからなぁ…。
しかもそれでキセキが暴走してるんだから冗談ではすまない。
もっとも一番腹が立つのはその状況をある程度想定して京夜を配置した颯月な訳だけど。
とりあえず京夜は死亡フラグとか負けフラグとか
不幸フラグとか色々建築しすぎじゃないですかね;

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   :

そしてまさかの師匠と弟弟子の登場、
更には弟弟子の名前を聞いて、ここでそう来るか…!という驚愕。
次回はかなり装いを変えてきそうな展開だし、
タケルにも色々秘密がありそうだし、
嫌でも続きが気になって仕方ない!


…なにはなくとも今シリーズは5巻で終わらなくてよかったぁ;


横線2
<6巻の感想を読む>
<4巻の感想を読む>
<3巻の感想を読む>
<2巻の感想を読む>
<1巻の感想を読む>
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読了感想:聖剣使いの禁呪詠唱4

   
 【本日の読了】
 聖剣使いの禁呪詠唱4
   著者:あわむら赤光
   挿絵:refeia
 レーベル:GA文庫
 my評価:A+

横線1

「灰村諸葉は身内に対して非情になれない。それが奴の死を招く――」
ロシア支部の密命を受け、留学生として諸葉の前に現れた美少女・レーシャ。
彼女は"人喰い"の異名を持つ、対人戦のエキスパートだった。
正体を隠したまま積極的にデートへ誘ってくるレーシャ。
だが諸葉は彼女の破天荒なふるまいや、時折見せるひどく物悲しい眼差しに、
語られざる残酷な掟を予感する……。

急襲、救世主殺しの救世主!
《魔剣》レプラザンの凶刃を受け止める、
覚醒せし《聖剣》サラティガの真なる力とは――!?

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
緊迫感最高潮の学園ソード&ソーサリィ第四弾!!

前巻で出てきた雷帝もとい年増BB…あれ逆かまあどっちでもいいやから
留学生として諸葉に差し向けられた通称"人喰い"こと暗殺者・レーシャ。
レーシャが刺客であること…までは分からずとも、
このタイミングでロシア支部からやってくる人間に裏がないわけもないのに、
ごく普通の留学生として扱う諸葉の胆力は紛れもなく傑物のそれだよなぁ。
(もちろん最低限の警戒はしているとしても)

諸葉に取り入ろうと告白したりデートに誘ったりと、
刺客としてあれこれ画策するレーシャなんだけど、
そのストレートでどこかズレたアプローチが
なんとも可愛らしいというか微笑ましいというか。
本来は決してそんな微笑ましい状況ではないはずなのにね;
刺客としての裏はあっても、諸葉とのやりとり自体はきっと"素"なんだろうなぁうん。
ネコミミフリルワンピースは反則やで…;

諸葉や実戦部隊のメンバーと接する内に、逆に自分がほだされていくレーシャに
ちょっとニヤニヤする部分があるんだけど、彼女にも放棄するわけにもいかない
暗殺者としての任務があるわけで。
葛藤を身に抱えつつ、結局は諸葉に仕掛けざるを得ない状況だけでも切ないのに、
彼女が暗殺者足らんとする理由の真相が明かされた時のレーシャの痛ましさといったら。
でもそんなレーシャに対しての諸葉はやっぱり諸葉といった感じで。
非常に安心感を覚えると同時に、絶対に敵に回しちゃいけないということを実感するね。
マジ切れ本気モードの諸葉には胸が震えた。ここまで怒った諸葉って初めてだよなぁ。

"人喰い"騒動はとりあえず終結したものの、諸葉の中ではまだまだ終わってなくて。
次巻、ロシア支部相手に単独で戦争を吹っかけようとする諸葉が
どれだけ暴れてくれるのか今からワクワクして堪らない!
取っ掛かりだけとはいえ、諸葉からエドワードに協力を仰ぐくらいだもんなぁ。
こりゃ相当腹に据えかねてますわ;

   :

ところでアンジェラってこんな面白キャラだったっけ;
静乃に良いように弄られる姿が可笑しくて仕方ない。

この作品、主人公の諸葉も良いキャラだけど、
男女問わずそれを取り巻くサブキャラも良い味出してるよね。
本筋に絡むことはあまりなくとも、丈弦先輩とか頑張って欲しいわー。
…まああんまりサブキャラが良い味出すと、
相対的にメインヒロインの影が薄くなるという弊害もあるんだけれど;
で、でも今回はサツキも静乃も結構頑張ってたよね!?

横線2
<5巻の感想を読む>
<3巻の感想を読む>
<2巻の感想を読む>
<1巻の感想を読む>
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読了感想:ヴァルキリーワークス2

   
 【本日の読了】
 ヴァルキリーワークス2
   著者:逢空万太
   挿絵:蔓木鋼音
 レーベル:GA文庫
 my評価:A

横線1
「また新しいヴァルキリー……!?」
鮮やかな赤色の髪。吊り目がちなその表情は、美醜で言えば大変に美しいが、
気の強さがありありと滲み出ていて、
人が寄り付かなさそうな 雰囲気を醸し出している少女である。

「あなたは誰さんですか?」
「あんたらに名乗る名前なんてないわよ!」
「あ、じゃあ勝手に名前付けますね。
『もりそば』か『うおのめ』か、どっちがいいです?」
「どっちもよくねーわよ何でその二つなのよ!」

人間界へと散らばった神威を回収するフェル子と理樹の前に現れた
新たな戦乙女の狙いとは!?

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
駄ルキリーと肉欲系高校生のアクション×ラブコメディ第二弾!

うん、なんかもう理樹の欲望垂れ流しっぷりが相変わらず過ぎて酷い面白い。
新しいヴァルキリーが出ようとも、そのブレない姿勢に拍手を送りたくなる。
やってることはほとんど犯罪だけどな!
しれっと剣子スカートの中を覗いたり、気絶中の剣子の乳揉んだり、
浴槽の中に忍んで剣子の入浴覗いたりとか色々とブレなさ過ぎでダメ過ぎる…。
そろそろ真面目にとっ捕まるんじゃないですかねこの主人公;
それにしても「もりそば」と「うおのめ」ってまた懐かしいネタを…。
この主人公ほんとに現代高校生かと疑問が;

新たに登場したヴァルキリー・剣子もといシュヴェルトライテ。(舌噛みそう)
ツンデレヒロイン一丁追加!と言いたいところだけど
ツンデレ以前にこの戦乙女も色々と酷すぎる;
トリガーハッピーの剣バージョンって何て呼んだらいいのかしら。
おまけにやってることは馬子同様追い剥ぎだし;
神様達はヴァルキリーワークスとかする前に
まずこの人達の道徳教育を施すべきだと思うんだ。
まあ根っこは悪い人じゃないんだけどねぇ…;

そんな剣子相手にもいつもの調子を崩さないのはさすがは肉欲系男子といったところか。
理樹の口八丁にいいように丸め込まれてるのが可笑しいと言ったらない。
そしてそんな理樹相手に嫉妬を隠しきれないフェル子が可愛らしくて死ねる。
この子はなんでこうも可愛らしいのかしら。頭なでなでしたい。
ちなみに"可愛い"ではなく"可愛らしい"ね。ここ重要。
しかしあれだけフェル子が大本命と言ってる癖に、
フェル子以外にも欲望垂れ流しなのはよろしくないね。
まあ確かにフェル子の怒った状態とかも大変可愛らしいのは認めざるをえないのだけど、
そこはもうちょっと毅然としてほしいと思うなぁ。
てかこの子地味にヤンデレの素質ありそうだしあんまり怒らせるのも、ね;

基本的にそんな巫山戯た態度(当人は大真面目…なんだろうけど)の理樹とはいえ、
フェル子や剣子と神威相手にやれることをやろうとする彼の姿勢は
非常に真摯かつ真面目で、素直に格好良いと思えてしまうんだよなぁ。
合体時のキスは絶対個人的な欲望が大半だと思うけど!
まあそれでこそ理樹とも言える。

そして最後に投下された爆弾二つ。
フェル子に何か隠された秘密がある…というのも気になるけど、
個人的には馬子の方がびっくりだよ!

   :

あとがきの書き方から察するに、そんなに長く続ける作品ではないのかな、これ?

横線2
<3巻の感想を読む>
<1巻の感想を読む>
横線1

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読了感想:最弱無敗の神装機竜

   
 【本日の読了】
 最弱無敗の神装機竜
   著者:明月千里
   挿絵:春日歩
 レーベル:GA文庫
 my評価:A

横線1
五年前、革命によって滅ぼされた帝国の王子・ルクスは、
誤って乱入してしまった女子寮の浴場で、新王国の姫・リーズシャルテと出会う。
「……いつまでわたしの裸を見ている気だ、この痴れ者があぁぁっ!」
遺跡から発掘された、古代兵器・装甲機竜《ドラグライド》。
かつて、最強の機竜使い《ドラグナイト》と呼ばれたルクスは、
一切の攻撃をしない機竜使いとして『無敗の最弱』と、今は呼ばれていた。
リーズシャルテに挑まれた決闘の末、ルクスは何故か、
機竜使い育成のための女学園に入学することに……!?
王立士官学園の貴族子女たちに囲まれた、没落王子の物語が始まる。

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
王道と覇道が交錯する、"最強"の学園ファンタジーバトル、開幕!

別にこの作品に限った訳でもないので、
特別この作品に対してどうこう言う訳ではないのだけど、
このヒロインの風呂or着替えを覗いて…というパターンも
さすがにちょっと飽きてきたような;
いや正確に言うならば、それ自体はいいんだけど(お約束みたいなとこもあるし)
こういう半ば事故なのにやたらと事が大きくなるタイプのは
ヒロインへの心証も悪くなりがちだし、主人公もいたたまれないしで、正直、ね。
つか覗き(事故)の犯人追っかけるのに戦争級の兵器使うなよ;
よくそれ始末書だけで済んだな…。

そんな覗き(事故)が原因で、学園最強の王女・リーズシャルテと
決闘することになってしまう主人公・ルクス。
神装機竜を駆るリーズシャルテ相手に、汎用機で渡り合う技量に心躍らされる。
この後に戦う幻神獣相手にも、相手の特性を読みきって勝ちに持っていく姿に惚れ惚れ。
「無敗の最弱」と強いんだか弱いんだかよくわからない二つ名ではあるものの、
二つ名を付けられるだけの実力は伊達じゃない、ということかな?
とりあえずこんな規格外のルクス相手だから良かったようなものの、
半ば模擬戦の決闘で神装機竜なんてチート専用装備持ち出していいのかなぁ。
この学園の生徒過激すぎだろ色々と;

でもそんな無茶苦茶なリーズシャルテにも色々と重い過去があったりして。
五年前のクーデターでのいざこざで、
自分が王女たる資格なんてないと自嘲する様子が痛ましい。
あの状況下ならある程度はどうしようもないと思うのだけど、
本人的には納得できるものではないか。
ベルベットみたいな超腹立たしい連中も多かっただろうしね…。
それだけに最後のバトルには実に胸がすっとしたね、うん。

ちなみにリーズシャルテちゃんは戦ってる時より
機竜の整備・改造してる時の方が輝いてると思います!
機竜同士を掛け合わせたり、ドリル装着させたりと、
どっちかというとマッドな香りもするんだけど;
てかなんでこの子はドリルにここまで執着を;

しかし今巻で色々語られたルクスやリーズシャルテもさる事ながら、
フィーやクルル(略すな)もなんだかあれこれ抱えてそうな感じではある。
この辺は次巻以降かな?
個人的にはアイリの出番増量でお願いします。

   :

まあなにはなくとも、

 全然最弱じゃないじゃん!

と声高に叫びたくなった;

横線1

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読了感想:はたらく魔王さま!9

   
 【本日の読了】
 はたらく魔王さま!9
   著者:和ヶ原聡司
   挿絵:029
 レーベル:電撃文庫
 my評価:A

横線1
実家に帰省したまま戻ってこない恵美と、ガブリエルに攫われた芦屋を救うため、
異世界エンテ・イスラへ向かうことを決めた魔王たち。
必死でバイトのシフトをやりくりする魔王を尻目に、着々と準備を進める鈴乃。
ホームセンターで何を持って行くかについて喧嘩したりしながらも、
二人はエンテ・イスラを目指してゲートに飛び込む。
一方、エンテ・イスラへと帰省した恵美がオルバの手に落ちた理由とは何だったのか?
アラス・ラムスと共に生まれ故郷の村へと向かった恵美は、
食事にトイレ、その他たくさんの日常的な困難を乗り越えながらも実家にたどり着く。
そして、父ノルドの残した膨大な記録の中からある秘密に気が付く。
それは世界の成り立ちに迫るものだった。
そのとき、オルバ率いる天使たちが現れて……?

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
はたらく魔王さま、ついに今回は舞台をエンテ・イスラに!
今回はシリアスモード全開か…?と思わせつつも、
エンテ・イスラに何を持っていくかで侃々諤々の言い争いを見せる
真奥と鈴乃はなんというかいつもどおりでした、まる。
この辺りの言い争いもそうだけど、鈴乃が真奥に先んじて
原付免許取ったあたりの言い争いなんかも緊張感なんてありゃしない;
だけどそれこそこの作品の持ち味だよねぇ、うん。

まあそうは言いつつも、恵美サイドはシリアス全開。
何故本来の予定通りに日本に戻ってくることが出来なかったのか、
ちょっと時系列を戻しつつ語られる真実。
エンテ・イスラに戻ってからの食事事情とかトイレ事情とか、
その辺にてんてこ舞いしてる内は平和だったんだけど(当人としては大問題だろうけど)
実家に辿り着いてからが、ね。
"希望"を人質(人質?)に取られ、
止む無くオルバ達に従わざるを得ない恵美が見ていてきつい。
つうかこのハゲほんとムカつくな!
(まあこのハゲも踊らされてるだけっちゃだけなんだけど…)
しかし前々から思ってたけど、この勇者ほんと豆腐メンタルだよなぁ;

真奥と鈴乃(と一応アシエスも)という
今までにあまり無かった組み合わせのエンテ・イスラ訪問組の御一行。
…なんか鈴乃ちゃんがメインヒロインっぽくて斬新だ!
実際問題真奥が鈴乃に背中合わせで告解(?)しているシーンなんてもう
ちーちゃん派の僕も結構胸に来るものがあるな。
いや鈴乃も(ちーちゃんの次位に)好きなんだけどさ;
しかしこの告解でようやく知ることが出来た真奥の真意なわけだけど、
これを見抜いていたちーちゃんの慧眼にはほんと頭が下がる。
…なんかもう恵美とか鈴乃じゃ勝ち目ないよね色々と;

まだまだ色々不穏な状況で、またしても次巻に続くとなってしまった今巻。
続きが気になる…というのもさる事ながら、
やはり普段の騒がしくも平和な日常がこの作品の本懐だと思うのです。
早いとこ普段の六畳一間の生活に戻って欲しいと願う次第。
(意訳:次巻早よ)
ちーちゃんと天袮のやりとりも気になるしね!

   :

とりあえず容赦なく毒を吐くエメラダに噴いた。
まあその将軍とやらもだいぶ駄目げな感じはあるけど、
でもきっと一番の理由はちびぶろっこr呼ばわりに違いない;
あるいは年齢の話題でも出されたk


横線2
<10巻の感想を読む>
<8巻の感想を読む>
<7巻の感想を読む>
<6巻の感想を読む>
横線1

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読了感想:巡幸の半女神

   
 【本日の読了】
 巡幸の半女神
   著者:新井円侍
   挿絵:こにしひろし
 レーベル:講談社ラノベ文庫
 my評価:A

横線1
未来。それは明日か数百年後かわからない未来。
神の尖兵である巨大昆虫により文明は崩壊し分断された未来。
主人公・レウレッドは敗残兵であった。
人類最後の希望であった鎧巨人に乗り込み、
仲間とともに世界を希望の光に導く勇者だった。
仲間を失い、生きる希望を失ったレウウッドの前に
神と人類の血を引く少女・エウトリーネが手を差し伸べる。
そこへ襲い来る神々の尖兵ども。人々を護るために、
レウウッドは再び鎧巨人の起動を試みる。
少女・エウトリーネが指す地に未来はあるのか。
果たして彼女は人類の光なのか、それとも──

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
女神アンテァメネアにより、仲間もろとも大敗を喫したレウレッド。
その際、遠方の地に吹き飛ばされたレウレッドを介抱した謎の少女・エウトリーネ。
エウトリーネが神と人間のハーフであるが故に、
最初こそギスギスしていたものの(主にレウレッドだけ)、
だんだんと打ち解けていくのが微笑ましかった。
まあ道すがら置いてきたエウトリーネが追っかけてきたと思ったら、
手乗りサイズになってたとかそりゃあ毒気も抜かれるよなぁ;
もっともレウレッド自身も、エウトリーネがいくら半神とはいえ
エウトリーネ自身に敵対心がないことなんて初めから分かってただろうけど。
とりあえずたんぽぽ持ったちっちゃエウトリーネとか想像したら萌えた。

その出自故に神からも人間からも疎まれていたエウトリーネ。
それだけに、ドロシーとのガールズトーク(?)が
ものすごく楽しそうに見えるんだよなぁ。
ドロシーに友達だと言われた時の彼女の嬉しそうな姿がとても印象に残る。
加えて、アンテァメネアに殺されかけた事は不遇というより他無いけれど、
その時にレウレッドが攻撃の機を捨ててまで助けてくれたという事実は、
彼女にとってこれ以上無い幸福だったんじゃないかな。
レウレッドのセリフは完全にツンデレのそれだけどな!(ニヤニヤ

   :

そんなレウレッドとエウトリーネの関係も良いけれど、この世界観も良いよなぁ。
神と神の尖兵により、滅ぼされた地球。
そんな退廃的な世界の中、唯一神達に対抗しうる兵器・デミギガントに身を包み、
神に抗う主人公・レウレッドの生き様が力強く、非常に熱い。
レウレッドだけでなく、このどうしようもない世界を
必死に生き抜こうとする一般人達の姿も非常に印象に残る作品だった。

   :

しかし巨大蟻とか巨大蜘蛛というとどうにも地球防○軍を思い出s

横線1

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読了感想:百錬の覇王と聖約の戦乙女

   
 【本日の読了】
 百錬の覇王と聖約の戦乙女
   著者:鷹山誠一
   挿絵:ゆきさん
 レーベル:HJ文庫
 my評価:A

横線1
戦乱の黎明世界「ユグドラシル」に迷い込んだ現代の少年、周防勇斗。
弱肉強食、幾多の氏族が覇権を争うこの世界で、
勇斗は現代知識を武器にわずか十六歳にして
数千もの軍勢を率いる宗主にまで昇り詰めていた!
異世界で王になった少年と、
盃の契りを結び彼に絶対の忠誠を誓う麗しき戦乙女たちが織りなす、
痛快無双ファンタジー戦記、ここに開幕!!

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
ユグドラシルと呼ばれる異世界に迷い込んだ高校生・周防勇斗が、
現代世界の知識を武器に(指揮官として)無双する…というファンタジー戦記もの。
…孫氏の兵法とかマキャベリの君主論とかって現代知識なんかな;
(まあ現代にまで残されている知識と捉えればいいのか)

主人公の勇斗君、完全にハーレム状態じゃないですかやだー。
ただでさえその人望でよりどりみどりな感があるのに、
その気になれば宗主という絶対的権力まで使える(んだと思う)とか
羨ましすぎて血涙モノだぜこんちくしょうめ。
当人の本命は現実世界にいる幼馴染・美月で、
他のヒロインにそういう観点では目もくれてないはずなのに、
表紙とかどう見てもハーレム王ですありがとうございました。
そんなんだから美月に「ハーレム親父!」とか言われるんだよばーかばーか。
(美月は勇斗が異世界に飛ばされてる事を知ってる&状況限定で連絡も取れます)
ちなみに勇斗は美月一筋のようだけど、
個人的にはイングリットとの相性も良いと思うな!
是非次巻が出るならイングリットも表紙にお願いします! 美少女鍛冶師萌え。

異世界に飛ばされ、紆余曲折を経て《狼》と呼ばれる氏族の宗主となり、
その現代知識を持って周辺の氏族との争いに打ち勝った勇斗。
あくまでもその知識は偉大な先人からの"借り物"でしかなく、
本人も「チート」とやや自戒とも自虐ともとれる言い方をしているけれど、
その知識を調べ、活用していけるのも本人の立派な実力だと思う。
実力主義というものがこれ以上ないくらいまかり通っている世界背景ではあるものの、
勇斗が周りの人から勝ち得ている信頼の拠り所は決してその知識だけでなく、
本人の人柄による部分も大きいと思うしね。
《角》の宗主であるリネーアと盃を交わした直後、《角》が《蹄》に襲撃され、
《狼》の(一部の)幹部が《角》を見捨てるべきだと主張したとき、
普段の温厚な性格はどこへやら、
氏族幹部さえも圧倒する気迫でブチ切れる姿には胸が震えたなぁ。
うむ、これは惚れるな。

"借り物"とはいえ、その後の《蹄》戦を圧倒する戦略、戦術もお見事。
最終的な結果を決めたのが、間接的とはいえ毛嫌いしている父親の力というのは
皮肉というべきか、あるいは切っても切れない絆と言うべきか。

   :

ここから下は気になった点。(というよりかはちょっとした要望に近いかも)
異世界召喚モノという王道設定に独自色を加えるためというのも分かるのだけど、
やっぱり勇斗が召喚された所~宗主になるまでのお話から読みたかったかなぁ。
もちろん必要な説明はされてるのだけど、
それでも1巻を飛ばして2巻から読み始めているような感覚が僅かながらあったので…;
まあフェリシア…は理由があるっぽいのでまだしも、
ルーネとかイングリットとかヨルゲンとかいきなり信頼度MAXだからねぇ;
そこに至るまでの過程があってこそ、その信頼が光ると思うのです。

横線2
<2巻の感想を読む>
横線1

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読了感想:超粒子実験都市のフラウ2

   
 【本日の読了】
 超粒子実験都市のフラウ
Code-2# 足跡無き刻印魔女
   著者:土屋つかさ
   挿絵:植田亮
 レーベル:スニーカー文庫
 my評価:A-

横線1
実験都市中の研究機関がその成果を見せる祭典・TECHカーニバルが
開催されることを知り、「人間を幸せにする技術に興味あります!」と興奮するフラウ。
しかも会場でのバイトの話も持ち込まれ、ますます勤労意欲が燃えあがる。
その頃、研究施設が連続で狙われる爆破事件が発生し、
手口も目的も不明の“爆弾魔”が世間を騒がしていた。
そして次の標的は、大勢の客が集まるフラウたち会場らしく――
実験都市に再び緊急事態が迫る!

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
実験都市を舞台にした、異能とグロアロイドのお話第二弾!

今回は人とロボットの壁…みたいなのがテーマなのかな。
全巻で無事フラウを救い出した隼人が、フラウに対する好意を自覚しながらも
人間とロボットという壁を意識して思い悩む姿がもどかしくも印象的だった。
いくら見た目も思考も人と変わらないといっても(まあ思考は若干偏ってるか;)、
なかなかさくっと割り切れるものじゃないよなぁ。
でも今まで散々フラウを人間扱いしてきた割に
ここにきてこの事で悩むというのも変なとこで繊細だよなこの男。
こまけぇことはいいんだよ!くらい言ってくれたら
その男らしさに好感度上昇していた所だったというのに。
(それだと話が速攻で終わる

"爆弾魔"を巡る事件については…うん、まあなんだろ。
どうにもやってる事というか思考がちょっと子供っぽすぎるというか;
犯人のその事情には同情できるんだけど、引き起こそうとした事件が
どうにも飛躍気味というか、一人よがりな印象を受けてしまう。
当人としてはそれだけ重要な事だったのかもしれないけど、ちょっとね。
まあでも、これからはその原因となった軋轢もなくなりそうだし、
そこはほっとしたかな。

今回の黒幕にはイライラさせられたけど、
その末路では実に素晴らしい小物っぷりを発揮してくれて溜飲が下がった。
とはいえ最後のあの光景は、実際問題かなりホラーだよなぁ;

とりあえずアキラのPSY能力は絶対に最下ランクな訳がないと思ったのは僕だけか;
距離等の制約があるとはいえ、モノの性質を無理矢理追加できるとか、
ぶっちゃけかなりチート気味なのでは?と思ってしまうのだけれど;

   :

って、この話今巻で打ち切り!?
あーいやまあ僕自身もそこまで手放しで面白いと思えた訳ではないし、
過去作と比べるとちょっと期待したベクトルが違ってた部分もあったけど…
まさか2巻で終わるとは予想外だったよ…。
個人的にかなめと京子の活躍はもっと見たかった。
…チハチナ?いやあの双子は別n

横線2
<1巻の感想を読む>
横線1

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読了感想:問題児たちが異世界から来るそうですよ?8

   
 【本日の読了】
 問題児たちが異世界から来るそうですよ?
 
暴虐の三頭龍
   著者:竜ノ湖太郎
   挿絵:天之有
 レーベル:スニーカー文庫
 my評価:A

横線1
地獄の窯より現れた魔王アジ=ダカーハの攻撃から黒ウサギを庇い、
致命傷を負った十六夜。
ノーネームの仲間を逃がすため、命を賭け対峙したはずが、
その圧倒的な力の差に距離を取ることさえ出来ない。
さらには「ならば、こういう絶望はどうだ?」と、魔王は己を抉り、
その血液で分身体を生み出し、飛鳥たちがいる“煌焔の都”へ追わせたのだ!
アジ=ダカーハの攻撃で阿鼻叫喚の渦に巻かれた都で、耀と飛鳥の戦いの行方は――!?

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
表紙がまさかのリリだと…!?
ついに彼女も表紙役を張る程にまで成長を…!何故か表紙だけで感動してしまう不思議。
(本音を言うと絶対今回の表紙十六夜だと思ってたんだけどね;)
今巻は何故か本編半分、短編半分という変な構成となっているので、
短編側の主役から抜擢、ということなのかな。
しかし本編が色々と大変なことになっているというのに
表紙だけはやたらとほんわかしているのが妙な感じではある;

そして最近は過去キャラのイメージを覆すのがブームなのかしらね。
"十字架の男爵"のあまりの残念っぷりに涙が出そう;
逆にマクスウェルの魔王とかいうド変態は全くもってブレないけどな!
なんというか一応仲間のはずの魔王連盟のメンバーさえも持て余し気味の
ド変態っぷりにはキモい以外の言葉が見当たらない。
こいつの前では混世魔王さえも常識人に見えてくるから恐ろしい。
ウィラもなんでこんなのに好かれちゃったのか…。

   :

というわけで前回で非常にやばい事態に陥ったノーネーム一行。
復活した最悪の魔王・アジ=ダハーカ相手に重傷を負わせられた十六夜。
遂に現れた十六夜を上回る実力の相手に嫌でも緊張が高まってしまう。

そしてアジ=ダハーカから放たれた刺客を相手に立ち回る、飛鳥&アルマ、そして耀。
神霊である刺客を相手にしながらも、
それを物ともしない飛鳥と耀の成長ぶりには目を見張るものがある。
いやこの二人のここ最近の成長速度はほんとゾクゾクするね。
でも、それだけの実力を持ってしても十六夜に並び立つことの出来ない飛鳥、
そして十六夜と並び立つために力を開放したが故に重い代償を支払うことになる耀が、
あまりにも歯がゆくて痛ましい。
加えてそんな状況の耀とウィラの前に現れるド変態が空気読まなすぎていらっとくる;
リンもこんなタイミングでこんなド変態寄越すなよ!
厄介払いしたいのはわかるけどさぁ;

で、この方方の行方が超気になる状況で次巻に続く!とは…。
これだったら素直に短編巻と本編巻分けたほうがよかったんじゃ;

   :

短編その1は、緊張感全開の本編とは打って変わって平和なお話。
十六夜、飛鳥、耀の三人がこういう雑談に花を咲かせる展開って
今までありそうでなかったので意外と斬新。
てかようやくここで例のヘッドホンの件の続きになるわけね。

短編その2は、表紙にもなってるリリのお話。
黒ウサギにプレゼントを買おうと思ったリリが、
とある変わったお店を見つけて…という流れ。
厄介過ぎるギフトゲームに、アジ=ダハーカと並び立ちかねないレベルの魔王と、
なんか想像してた以上に物騒な感じのお話に驚愕を隠せない。
え?これリリのお話だよね?
でもそんな厄介な状況でも、コッペを助けようと諦めないリリと、
リリの願いを聞き入れるノーネームのメンバーに心温まるんだよなぁ。

そして耀ちゃんの意外(といったら失礼だけど)な特技発見!
あのチート級マルチプレイヤー十六夜を超えるとは侮れない…。

横線2
<短編集の感想を読む>
<7巻の感想を読む>
<6巻の感想を読む>
<5巻の感想を読む>
<4巻の感想を読む>
<3巻の感想を読む>
<2巻の感想を読む>
<1巻の感想を読む>
横線1

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読了感想:部活アンソロジー1「青」

   
 【本日の読了】
 
部活アンソロジー1 「青」
   著者:※別記
   挿絵:※別記(表紙:霜月えいと)
 レーベル:ファミ通文庫
 my評価:A- ※作品毎にも別記

横線1
全ての揉め事を大貧民で解決する「大貧民部」最後の一戦を描く更伊俊介『B.E.T』。
読書部を隠れ蓑にした非公式の部の実態とは――。綾里けいし『宵下様探索部』、
嬉野秋彦『理由なき反逆部の誰も知らない最初で最後かつ最大の戦いとその後日譚』の
WEB掲載作に、関根パン『たたくぶ』、櫂末高彰『バビ部!』、
佐々原史緒『サルと踊れば』の書き下ろしを加えた全6篇でお贈りする、
努力と情熱の先にある何かが垣間見える部活エピソード集、第1弾!

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
部活をテーマにしたアンソロジー。
ちなみに今月末に出る部活アンソロジー2巻のタイトルが「春」で、
最初はなんぞやと思ったけど、2巻併せて「青春」になるわけね、納得。

個々のお話は(多少のばらつきはあれども)各作家の個性が出ていて面白かった…
んだけど、ラノベの宿命故か、どうにもヘンテコな部活が多かったり、
そもそも部活動と言っていいのか微妙なのもあり…と、
テーマに対して内容が少々漠然としているかな、
という印象があったのが残念といえば残念。
(あらすじ見れば予想つくだろ言われそうだけど…)
もう一つのテーマである「青春」という方は概ね該当しているので、
そっちは良かったと思う。

ただ一言言わせてもらえるのであれば。

 綾里けいし作品のみ異彩放ちすぎィ!

こんなテーマでも綾里けいしは綾里けいしでした、まる。
この人だけ前のホラーアンソロジー引きずってないか…?
(いやB.A.D.好きな人なら話そのものは楽しめると思うんだけどね;)

   :

以下、作品毎の簡単な感想です。

◆B.E.T◆
 著者:更伊俊介
 挿絵:ねりま
 評価:A

あらゆる事を大貧民で解決する大貧民部の、廃部間際の最後の部員二人のお話。
部室の片付けの担当を大貧民で決める…はずが、
「勝った方が負けた方になんでも命令できる」という権利までついたが故に
否が応にも白熱していく対決が熱い!
勝敗の行方については…まあなんとなく予想はついたけど、
結局どちらが勝っても多分飛奈の思惑通りになったんだろうなぁ、とニヤニヤ。

◆宵下様探索部◆
 著者:綾里けいし
 挿絵:白井鋭利
 評価:A-

読書部…とは名ばかりの、祟り神・宵下様を研究する部活に勧誘された主人公達。
宵下様を調べる内に、怪現象に巻き込まれていく様は
まあなんというかいつもの綾里けいし作品。
綾里けいし作品にしては意外と読後感も悪くなく、
最後のセリフにはぐっと来るものがあったし、話としては面白いけど、
これを部活と青春をテーマにしたアンソロジーとして考えると…ね;
普段の綾里作品と違う毛色の作品が読めるかと思ったんだけどなぁ;

◆理由なき反逆部の誰も知らない最初で最後かつ最大の戦いとその後日譚◆
 著者:嬉野秋彦
 挿絵:An2A
 評価:A-

英語弁論部の合宿…と称して、顧問の美人教師から休日の学校に呼び出された主人公。
学校の屋上で擬似バカンス、とか美人教師と男子高校生の一夏の思い出、など
これでもかーってくらい青春してるなぁ、という感じ。いや甘酸っぱい甘酸っぱい。
話も好きだし、今のリアル時期的にはストライクな作品なんだけど、
これ部活ほとんど関係ないよね…;

◆たたくぶ◆
 著者:関根パン
 挿絵:NOCO
 評価:B

軽音部に入部したとある女子生徒達のお話…って全員ドラム希望かよ!
それぞれがドラムに懸ける熱意を語る際、ゆずが一番いい加減なのに
それが一番納得できてしまうのに苦笑。
まあ確かに重い過去と熱意はイコールじゃないよね。
そして全員がドラムを希望した最終的な結論は…それでいいのか;
作者様のデビュー作といい、なんでこうも同じ役割ばかりを集めたがる;

演奏シーンについては、一応楽譜から起こしてるらしく、
適当に文字を羅列している訳ではないそうだけど、
正直それで演奏シーンがイメージできるかと言うと…ねぇ?
話の起伏のノリが独特な事もあり、
個人的にはつまらなくはないけど…うーん、という印象でした。

◆バビ部!◆
 著者:櫂末高彰
 挿絵:himesuz
 評価:A

他者を「バビらせ」つつ、感動も与えることを目的としたバビ部の活動。
他者をバビらせるばかりで、本人がバビることはほとんどない部長・そらを
バビらせようとする、陽樹を始めとする他部員の奮闘や、最後のオチに苦笑しつつも、
凄く楽しそうな雰囲気が伝わってくるのがいいんだよなぁ。
これぞ部活の青春!という感じ。(やってる事はアレだけど…
この辺はやはり過去に部活モノを書いてる氏の専売特許、というとこなんだろうね。
(階段部読んでないので…;)
そして最後の最後のオチは「そっちかよ!」と佐織でなくても突っ込みたくなった;

   :

とりあえず「バビる」という言葉は初めて聞きました。
(ビビるという意味のようです)

◆サルと踊れば◆
 著者:佐々原史緒
 挿絵:NOCO
 評価:A

最初、サルってなんぞや?と思ったんだけど…ああフットサルの事ね。

かつてサッカーの腕前を期待されながらも、
半ば事故のトラブルでサッカーに興味を失った主人公が、
半ば騙されて加入したフットサル部で熱を取り戻していくのが良かった。
過去の言葉をずっと覚えていてくれた相方の存在もまたいいんだよなぁ。

…最後の作品でようやくスタンダードな部活モノを読んだ気がする;

横線2
<2巻の感想を読む>
横線1

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読了感想:浮遊学園のアリス&シャーリー

   
 【本日の読了】
 浮遊学園のアリス&シャーリー
   著者:むらさきゆきや
   挿絵:しらび
 レーベル:オーバーラップ文庫
 my評価:A

横線1
街が空中に浮かべられるくらいの近未来──
特有幻想という異能力に覚醒してしまった者たちは、
一般社会から隔絶された空中学園都市《楽園》に集められていた。
柾貴は菓子作りが趣味の平和な高校生だったのに、
最高レベルの幻想具現者と判定され転校してくる。
再会した幼馴染みのシャーリーと、物静かで不思議な少女アリス。
ふたりは、幻想悪用の校則違反者を取り締まる《規律委員》の最強ペアだったが……
ささいな口論からチームを解消してしまう。
しかも、柾貴は最高レベルだという理由でアリスから、
新しいパートナーに選ばれてしまい……!?

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
紅茶とお菓子の異能学園バトル、開幕!

頭は良いけど極めて非常識なレベル7・アリスと、
面倒くさい事は苦手だけどわりかし常識的なレベル7・シャーリーの、
凸凹で、しょっちゅう喧嘩して、でもその実仲が良い二人のやりとりが微笑ましい。
(三十回以上も些細な喧嘩でパートナー解消しながら、
同じ数だけ復縁してるとか、そりゃあねぇ;)

そんな二人の間に加わる事になる主人公・柾貴。
この主人公も良いキャラしてるよなぁ。
どことなく弱腰なふうに見えなくもないキャラだけど、
不良に絡まれても崩すことのない落ち着いた態度、鋭い観察眼、
それでいて嫌味のない性格なのが見ていて気分がいい。
そんな柾貴が、暴走しがちなアリス&シャーリーに加わることで
非常に良いバランスになってるんだよね。
…主に二人の煽りを柾貴が食らうという意味でも;

「規律委員」としての関係は現状やや歪な3人ではあるけど、
学園内のアプリケーション・ドラッグに関わるトラブルを解決に導く様が熱い!
非常に強大ではあっても強力ではない柾貴の異能だけど、
アリス&シャーリーの強力すぎる能力の"受け皿"としては破格の価値を持つあたり、
この3人のコンビネーションを象徴しているようでニヤリとしてしまうなぁ。
もっとも。柾貴としてはそういう使われ方は不本意なんだろうけどね;

現状どちらが本命ヒロインかは決めてない…とは作者様の弁だけど、
この3人を見て思うのは、なんかこう手間のかかるお嬢様×2と
それを見守る万能執事っぽい印象なので、個人的な視点としても
あんまりどちらがヒロイン、という感じはしないかなぁ;
(もちろんアリスもシャーリーも非常に魅力あるキャラではあるのだけどね)
まあ今後はもっと恋愛色も強くなる…かも。

良質な雰囲気とキャラ、読みやすい内容、と非常に安定して面白い作品だったけど、
個人的な欲を言えば、もうちょっと背景設定の説明があると良かったかも。
異能や異能者の世界的な立ち位置とかがわかると物語により深みが出た気もするし、
もうちょっと幅広い範囲レベルの異能が出てくると、
柾貴達の能力がより際立ったのかな、とも思う。
(まあ無いなら無いで…程度のことではあるんだけどね。
あんまり説明過剰だとテンポが悪くなる弊害もあるし。
でもやっぱり前者の説明は欲しかったような;)

   :

さりげにここ最近のむらさき氏の作品をすべてマラソンしてしまった…。
ここまできたら零の軌跡の小説とかゆうれいも読まなきゃだめかのう;

横線2
<2巻の感想を読む>
横線1

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好きなライトノベルを投票しよう!! 2013年上期に参加します。

半年前の同イベントに引き続き、
今回も好きなライトノベルを投票しよう!!の2013年上期に参加させていただきます。

なお投票作品につきましては、先日の2013年上半期ラノベ10選
同様の内容となります。(とどのつまり2013年上半期ラノツイ杯とも一緒)

※こちらは形式が単巻での投票となりますので、
 シリーズものについては一律最新刊を投票しています
※この記事はあくまでも好きラノ投票用の記事ですので、
 作品のコメントなどについては2013年上半期ラノベ10選の記事をご参照ください。

◆オレを二つ名で呼ばないで!3
【13上期ラノベ投票/9784800209719】

◆ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件3
【13上期ラノベ投票/9784047287952】

◆覇剣の皇姫アルティーナ3
【13上期ラノベ投票/9784047289772】

◆白銀の救世機2
【13上期ラノベ投票/9784840151306】

◆明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。2
【13上期ラノベ投票/9784048915991】

◆神様のお仕事
【13上期ラノベ投票/9784063752922】

◆氷の国のアマリリス
【13上期ラノベ投票/9784048915786】

◆扉の魔術師の召喚契約2
【13上期ラノベ投票/9784798606125】

◆クロックワーク・プラネット
【13上期ラノベ投票/9784063752939】

◆8番目のカフェテリアガール
【13上期ラノベ投票/9784086307437】


   :

次のこの手のイベントはこのラノ2014かな?
…今年こそは参加を忘れないようにしないと;
しかし半期分から10作品選ぶのさえ難儀しているのに
一年分の作品群から、もっと少ない作品数を選べるんだろうか;

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読了感想:勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。4

   
 【本日の読了】
勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。4
   著者:左京潤
   挿絵:戌角柾
 レーベル:ファンタジア文庫
 my評価:A

横線1
勇者試験直前に魔王が倒されてしまい、勇者になれなかった少年ラウル、
父親である魔王が倒されて居場所が無くなった魔王の娘フィノ、
そしてラウルの勇者予備校時代のライバル・アイリの三人は、
王都にあるマジックショップで一緒に働いていた。
ある日、ラウルの妹・ミュリが上京してきて、まさかの職場見学!
しかもミュリはラウルが勇者になっていると信じ切っていて……。
「勇者のお仕事って、もっと、派手だと思ってた」
「へっ?」
「勇者って、ただ、戦うだけじゃないんだね」

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
勇者の卵と魔王の卵が織りなす、ハイテンション労働コメディ第四弾!
なんかもう副店長の不遇っぷりには同情を禁じ得ない…。
結構頑張ってると思うんだけどなぁ。彼にはもうちょっと良い事があってもいいと思う。
…………無理か。

今回は兄が勇者になったと信じこんでいるラウルの妹ちゃん・ミュリが
ラウルの元に来てしまう、というお話。
職場見学…というか半職場体験という形でレオンで働くミュリと、
その面倒を見るフィノの構図が微笑ましいといったらない。
やたらと先輩ぶりたがるフィノが可笑しいんだよなぁ。(でも気持ちはよく分かる)
そこでミュリに教える内容は相変わらずズレまくりではあるものの、
なんだかんだで一番重要な事はきちんと教えてるのだから侮れない。
店員に余計なサービスなんて求めない、と言う人もいるけど、
接客業たるもの(最低限の)笑顔と言葉使いは必要だと思うのです。

そして遊園地に行くラウル・ミュリ一行。
勇者になりきるツアー…は結構だけど、
あのフルメイルのスタッフは絶対に人選ミスだと思う;
夢を与える場所なのにやたらめったら現実的すぎるわ!
あれか、所詮遊園地のアトラクションなど人工の幻想にすぎないと
現実をつきつけてるとでもいうのか!
でもだんだんと人見知りが解けてきて、
フィノに心を開いていくミュリの姿には頬が緩むものがあるなぁ。
とりあえずフルメイルのスタッフはさておくとしても、
魔王のクオリティにダメ出ししまくるフィノも大概だと思う。平常運転とも言うけれど。

結局あまり望まない形でラウルの秘密がミュリにバレてしまった訳だけど、
トラブルに巻き込まれたミュリを颯爽と助けにくるラウルは、
例え勇者という名義は無くとも、誰よりも勇者らしいと思う。
村の方への影響も、上手い具合に落ち着いたみたいだし終わり良ければ…かな。
しっかし言い出しにくいのもわかるけど、
勇者制度の廃止は別にラウルのせいじゃないんだから
妹ちゃん含めてさっさと村の皆に報告しちゃえばよかったのにねぇ。
でも一応本人もそれは自覚しているみたいだし、あれだけ勇者になれるわけがないと
言われ続けていた事情を考えるとそれもちょっと酷か。

物語後半でバトル絡みのトラブルに巻き込まれるのは
この作品のお約束になりつつあるけど、
ちょっとテンプレになってきてる感もあるかなぁ。
僕がこの作品に求めてるのはどちらかといえば世知辛い日常要素なので
別に大した問題ではないんだけど、ね。
(まあ僕があまり間をおかずにシリーズを読んでるから余計にそう思う部分もある)

   :

物語中盤~終盤で出てきた勇者マニアの客について。
んー、確かにこれは間違いなくレオン側の不備なんだけどねえ。
そういう意味では客側が言ってる事は尤もなんだけど、
それをネタにあれこれ注文つけるのはただのクレーマーだよなぁ。
百歩譲ってこの客が注文つけていいのは、商品を家まで持ってくる、
という所までだろうね。(当然誰が持ってくるかという指定は問題外)
人間も魔人も生き物である以上誰しもミスはあるんだから、
この程度の事であればきちんと謝罪してる時点でそれを許す度量くらいは欲しいところ。
とはいえ現実はもっとおかしなクレーマーが居るというのだから笑えない…。
客は決して神ではなく、店側にも客側にも、
然るべき礼儀はあるということを履き違えちゃいけないよ?

横線2
<3巻の感想を読む>
<2巻の感想を読む>
<1巻の感想を読む>
横線1

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読了感想:呪われ雷姫

   
 【本日の読了】
 呪われ雷姫
妹ができたと思ったら魔術師でした!?
   著者:城崎火也
   挿絵:ぽんじりつ
 レーベル:ファミ通文庫
 my評価:A

横線1
高校入学を機に、理想の自分を作り上げた俺。
だが親の再婚で妹ができ、全ては崩壊の危機を迎えた。
クォーターの金髪美少女な妹だけど、病弱で大食いで猪突猛進のドジっ子、
しかも黒魔術と戦う魔術師だと!? ここは現代日本だぞ!
だが実際に呪物の蜂に襲われ、さらに"血の盟約"を結ばされて、
俺も事件に巻き込まれることに!
おまけに妹の起こすトラブルで、シスコンだの変態だのと噂が立って、
俺の折角の評判が滅茶苦茶だ!?
――呪われ魔術バトル、開幕!!

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
過去の失敗を教訓に、理想の自分を作り上げ、高校デビューを果たした主人公・櫂。
父親の再婚により、義理の妹・リアができたことによって、
気の休まらない毎日を送る羽目になる。
しかもその義妹が実は魔術師だったとか、敵の黒魔術師に呪われたとか、
あんまり知りたくない裏事情を聞いてしまって…といった感じのお話。

とりあえず主人公の櫂が面白いな!
表向きは超爽やか優等生なのに、裏ではかなり捻くれた本音を毒づくなど、
その二面性に苦笑してしまう。正直かなりアレな主人公なんだけど、
でも不思議とそんなに不快感はないんだよなぁ。
捻くれてはいるけど、結構バカっぽい部分もあるからなのかもね。
しかし鬱憤を晴らす方法は人それぞれだと思うけど、
「ギルティ・ノート」はちょっと痛々しいと思います!

そしてそんな櫂が、義妹のリアに手を焼かされる内に
段々と化けの皮が剥がれてくるのがまた面白いんだよね。
最初こそリア相手にも取り繕った態度を取るものの、
リアのあまりの無茶苦茶っぷりについ素の性格が出てくるのが笑える。
正直これはこれで結構楽しそうというか仲良さそうだと思うのは
多分傍観者の立場だからだな、うん。(間違いなく櫂は胃に穴があく一歩手前)
まあ仲が良いのは間違ってないと思うな!

リアもリアで、その暴走気味な行動はさておいても、
当初は櫂に対して結構よそ行きの態度で接してたのに、
自分が魔術師であることをカミングアウトしてからは
段々と遠慮ない物言いになってるのが可笑しい。
櫂が一方的に苦労してるのは間違いないけれど、
櫂もリアも取り繕う事のない素の自分でお互いに接してるから、
非常に自然な感じがするんだよなぁ。
もちろん建前は建前で必要だと思うけど、やっぱり素で接せるのが一番だよね。

クラスメイト達の前で、猫を被っていた態度がリアのせい(というと流石に酷いか)で
剥がれてしまい、櫂に対する周りの評価が変わってきた時は
さすがにちょっと不憫に思えてしまったけれど、
ああいう形に落ち着いたのにはちょっとほっとしたなぁ。
(尤もこれも猫被りという前提があったから意外と上手くいったんじゃないかなと思う)
でもまあとりあえずシスコンロリコン呼ばわりは有名税として諦めろ;
(ああいやロリコンまでは言われてなかったかもしれないけど;)

   :

ちなみにここまで肝心(?)の魔術方面の話にほとんど触れてないけど…
(少なくとも今巻については)ややオマケ気味といった印象。
もちろん魔術師同士のバトルとかもあったりするんだけど、
正直バトル自体はややあっけなかったというか、若干の単調感があり、
どうしても先述の主人公を基軸とした人間関係の方が印象に残ってしまったかな。
まあ実際、今回はそちらを主眼に置いていたんじゃないかな、という気もするけどね。

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読了感想:リーディング・ブラッド2

   
 【本日の読了】
 リーディング・ブラッド2
月影の秘事
   著者:田尾典丈
   挿絵:梱枝りこ
 レーベル:ファミ通文庫
 my評価:A

横線1
かつて彼女の瞳には"適性者の紋章"が輝いていた――。
鞍馬魅花との同棲生活も落ち着き、相坐凪紗はお嫁さん探しを再開した。
そんな時、鬼に襲われた凪紗は式神を使う狐面の少女に助けられる。
幼馴染みの伊澤奈巳によく似た少女の正体を探るも、奈巳にははぐらかされるばかり。
一方、凪紗を訪ねて来た和服の少女・御雷凜々は笑顔で告げる。
『お嫁さんになりに参りました』

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
血統アクションコメディ第二弾!

凜々もセットとはいえ、カラー口絵で主人公ばりの扱いの幽徒が優遇すぎて噴いた。
まだ敵とも味方とも言い切れない部分はあるけど、
キャラとしては結構好きなので別に一向に構いませんけどね!
<一子相伝>の詳細を知らないとはいえ、「オレともできるわけだな?」とか
怪しい視線で凪紗に言っちゃう幽徒に笑わずにはいられない。それ隠しルート開くから!
そしてそれを混ぜっ返す魅花にも噴いた。
(ちなみに一子相伝の発現は形だけちゅーすればいい訳ではないようで…
幽徒相手に発現したら本気でやばいな;)

まあ隠しルートはさておいて、今回は凪紗の幼馴染・奈巳のお話…なんだけど
まずは新ヒロイン追加だった。幽徒先輩の双子の(ロリ)姉・凜々さんです。
和服で慎ましやかな見た目に反して積極的に凪紗に絡んでくるのが可愛い。
でも絶対に怒らせたらいけないな。幽徒でさえ全く頭が上がらないとかもうね;
(凜々にノされる幽徒には噴いたけど!)
しかし前巻で凪紗がナンパ(?)したばーさんってネタの為だけじゃなかったのか;

そして今度こそ今回のメイン・奈巳。
凪紗に好意を持っているのは見れば明らかではあるけど(凪紗除く)、
適正者でないが故に凪紗の気持ちに関わらず、
凪紗と恋仲になることができないのが見ていて辛い。(実はちょっと秘密あり)
凪紗とカフェに行った時に何気なくぽつりと洩らした一言や、
凜々相手に放った叫びがあまりにも重くて、切ない。
普通の幼馴染ヒロインなら、何のアプローチもしない自分の責任…と
切って捨てる事もできるけど、彼女の場合は事情が事情だけに、ね。
でも結婚式場の行動はちょっと暴走しすぎです奈巳さん!

一子相伝…については下のネタバレで書くとして、
今回は黒幕っぽい人がちょいちょい出てきたなぁ。
(正確にはその後ろに黒幕を操ってるも誰かが居そうな感じだけど…)
意外な(でもない気もするけど)黒幕とその行動が、
今後どう関わってくるのか非常に気になるところ。

   :

とりあえず後ろで魅花達を焚き付ける紗優が色々と策士すぎる。
てか絶対に楽しんでるだろこの子;
でもそんな紗優ちゃんが大好きです!
というわけで紗優との一子相伝早よ

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<3巻の感想を読む>
<1巻の感想を読む>
横線1

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読了感想:銀弾の銃剣姫2

   
 【本日の読了】
 銀弾の銃剣姫2
   著者:むらさきゆきや
   挿絵:鶴崎貴大
 レーベル:MF文庫J
 my評価:A

横線1
世界の命運を左右する銀弾を預けられた蛍介。
異能の銃剣姫ルノアと平和な〝普通の高校生活〟を送ろうとするが……
家に地雷を仕掛けられたり、新たな銃剣姫ネネが勝手に風呂に入っていたり、
彼女らの非常識が止まらない!
ある日、秘密組織AAAの意向で急に臨海学校へ!? 白い砂浜で水着ならぬ全裸海水浴!?
そこに、ルノアをライバル視する銃剣姫メイリン(十歳)が来襲!
唐突に勝負を挑んでくるが――!?
「……あたしは、最強の銃剣姫であることを証明せよ……そう命令を受けているから」

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
《刻印銀弾》を巡る非常識ミリタリー美少女×銃剣バトルミッション第二弾!

とりあえずアレか、蛍介の家の風呂はAAAとのワープポータルにでもなってるのか;
主人公が風呂に入ろうとする度にAAAの新キャラが入浴中とか色々おかしい。
てかほんとAAAって奇人変人しかいないな!
副長もアレだし、鷹姉もまともに見えて(蛍介が絡むと)冷静に暴走するし…;
なんだかこうしてみるとクロエが一番まともなんじゃないかと思えてきた。

ルノアの銃剣の修理の為に、蛍介ごと学校のスケジュールを
臨海学校に変えるAAAの権力が(無駄に)パない。
まあ南の海で遊べるという利点はともかくとしても、
蒸し風呂状態の中で半日も授業とかとばっちり感もパない。
そのくせ当の蛍介はルノアとクロエとネネとで全裸ビーチバレーとか、
え?何やってんのこのうらやまけしからん主人公は?
(装備はいらないと言われて"ぬののふく"も"あぶないみずぎ"も
装備しないルノア達も大概だけど!)
とりあえずクラスメイトは怒っていいと思う;

そんな折、ルノアに勝負を挑みに来る銃剣姫・メイリン少佐。
ところが成り行きでルノアではなく、銃剣兵となったばかりの蛍介と勝負する羽目に。
自らの強さに絶対の自信を持つ(実際強い)メイリン相手に、
意外と善戦する蛍介の姿に驚きを隠せない。
(名目は模擬戦とはいえ)銃剣兵となった最初の相手が
AAAのお仲間というのもなんだかなぁという気がしなくもないけどね。

   :

とりあえず前回感じた"軽さ"は今回は特に感じなかったかな?
(そもそも前回のそれがなんなのか未だによくわかってないんだけど…;)
まだまだな部分も多かったとはいえ、蛍介も前線に立てるようになってきたし、
バトル部分も前巻より派手になった印象で、今巻は普通に楽しめた感じ。
アルティーナもそうだけど、ちょっとスロースターターな部分があるのかも。

…今回メイリンという幼女ヒロインが出てきたけど、
やはりむらさき氏の守備範囲はやはり前進守備寄りなんだろうk

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横線2
<1巻の感想を読む>
横線1

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読了感想:夜姫と亡国の六姫士

   
 【本日の読了】
 夜姫と亡国の六姫士
   著者:舞阪洸
   挿絵:こ~ちゃ
 レーベル:ファミ通文庫
 my評価:A

横線1
エルゲン王国の第二王女にて勇猛果敢な戦女神バイオレッタ。
その傍にはいつも一騎当千の兵である六姫士が控えていた。
彼女たちが掲げる大願、それは祖国の領地を奪り戻し、王国を復興させること。
国王と王太子は討ち死にし、王都を失ってもなお
バイオレッタの類い稀な指導力で奮戦を続けてきた復興軍。
しかし敵国の公女リーザが進発してきたその時、
主力同士が激突する一大決戦が始まる――!
時代の寵児夜姫の、戦いと裏切りのハイ・ファンタジー開幕!!

※公式サイトより

横線1

◆総感◆
隣接する大国に自国の領地の大半を奪われながらも、
それを取り戻し王国を復興させようとする王女・バイオレッタ達の奮戦の物語。

…ってこの王女様、自分の欲望に忠実すぎだろ!
ことあるごとに侍女とか配下の六姫士を全裸にして
いちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃ…;
やたらと持って回った文体のせいもあって、
時々百合ものの官能小説でも読んでる気分になるよ;
(まあガチの官能小説はもっと小難しい描写なんだろうけど)
ただこれでも初稿よりその手のシーンを減らしたというのがおっかない。
初稿はどんだけサービスしてたというのか…!
とりあえずカオルゥちゃんのサービスシーン早よ。

まあそんな肌色成分の話題はさておいて。
自国のほとんどが奪われているという逆境においても決して諦めることなく、
不敵に奪還を試みるバイオレッタが勇ましくて格好良い。
(女性キャラに対する褒め言葉ではない気もする;)
英雄色を好むというか好み過ぎにも程があるだろ、というキャラではあるけど、
逆にその明け透けな部分が人を惹きつけるのかもしれないね。
その実力も折り紙つきで、相手の行動を読み、
二重三重に作戦を重ねていって相手を手玉に取るのが痛快だった!
(戦争モノで痛快とかいうとちと不謹慎かもしれないけど…)
とりあえず熊に護衛されるアリスは無性に可笑しかった。くまー。

しかしそれだけに、最後のあの爆弾展開は
ええええええええええええええええええええ!って度肝を抜かれたけど!
てかそれって展開的にいいの?アリなの?
うわ、続き気になるわこれ。

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横線2
<2巻の感想を読む>
横線1

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読了感想:勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。3

   
 【本日の読了】
勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。3
   著者:左京潤
   挿絵:戌角柾
 レーベル:ファンタジア文庫
 my評価:A

横線1
者試験直前に魔王が倒されてしまい、勇者になれなかった少年ラウル、
父親である魔王が倒されて居場所が無くなった魔王の娘フィノ、
そしてラウルの勇者予備校時代のライバル・アイリの三人は、
王都にあるマジックショップで、なぜか一緒に働いていた。
そんなある日、店長の提案で三人はミスコンに出場することになって――。
「……ミスコンって、女の子が出るコンテストですよね?」
「ええ。もちろんそうですよー」
「俺っっっっ、男なんですけどっっっ!!!!!?」

※公式サイトより

横線1


◆総感◆
勇者の卵と魔王の卵が織りなす、ハイテンション労働コメディ第三弾!

ラウルがミスコン出場…だと…!?
いやいやさすがにそれはちょっと無理ないかと思いつつも
でも不可能を可能にする男ラウルならそれも可能なのかとワクワクドキドキしてたら
マジックアイテム使って店長と意識を交換するというオチでした。
ちっ、つまらん…(つまらんとか言うな
というかこんなトンデモアイテムをさらっと開発する店長って…;
レオンの店員って揃いも揃ってさりげなく個々のスペックがおかしいよね。

まあつまらんというのは半分ほど冗談としても、
店長と(意識だけ)入れ替わって、何も知らないフィノやアイリ相手に
わたわたするラウルはそれはそれで面白かったけどね!
個人的にはミスコン本番でもうちょっと何かやらかしてくれても良かったと思うけど!
てかセアラ店長ってほわほわした雰囲気に反して絶対ドSだよな…;
とりあえずラウルと副店長は泣いていい。
そこそこ長い付き合いなのに間が持たないとまで言われた副店長は特に。

ミスコンは無事(?)終了したものの、
今度はそのミスコンの賞品がトラブルを引き起こす事態に。
しっかしラウルのチョロいことといったらまあ。
フィノがいるのに何をそんなデレデレしてるのかしらねこの男は!
ハニートラップに弱すぎだろこいつ; こんなんでも勇者目指せるのか…;
でもまあそれはそれとして、ここぞという時に発揮する彼の手腕は実に勇者らしい。
フィノやアイリ共々、決めるところはしっかり決めるあたりは「さすが」の一言でした。

さて次はラウルの妹ちゃんのお話。
恐らくまだ兄を勇者だと思っているであろう彼女が何を引き起こすのか。
てかラウルは無事カミングアウトできるのかしらね;

   :

ミスコンもいいけれど、清掃ボランティアの話も見てみたかった僕は異端か


横線2
<4巻の感想を読む>
<2巻の感想を読む>
<1巻の感想を読む>
横線1

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お知らせなど
ようやく出張終わりました…。なんとか以前のペースに戻して行ければ、と思いました…が。

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since 2012/09
あくせすかうんと
プロフィール

木彫

Author:木彫
ラノベを主食とする駄人間。感想については感覚優先で書いてます。

※ツイッターはこちら

評価内訳
私的評価の内訳です。

A+…とても面白かった!
A …面白かった!
B+…まずまず満足
-- 満足or不満足のライン --
B …やや合わないかも
C+…あんまり合わないかも
C …相性が悪かった…


【補足】
※A+が最高評価ですが、そんなにレアな評価ではないです。一定ラインを超えて面白いと思えば気軽に付けてます。(なので同じA+の作品でも内部的には結構ブレがあったりしますがご了承下さい)

※基本的に評価はシリーズ二作目までにしか付けてませんので、こちらもご了承下さい。

▼2014/10/18以前▼
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